シングルマザー、子どもの未来を創る働き方
昨夜は四女家族と、かに道楽へ。一生に一度は行っておきたいお店でした。昨日はその一度。
■貧困の課題、視野が狭くなるという絶対的課題があります■
早朝に新幹線に乗り大阪へ。堺市とのひとり親自立支援連携協定式でした。
永藤市長との歓談では、支援団体の活動を知ろうという姿勢が感じられました。また、ひとり親の課題を重要事項と捉え、経済的自立を中心とした真の自立を模索しているのも、とても感じました。
市長との歓談後は、副市長との歓談の場も用意していただきました。
堺市でとにかく驚きは、市長が若い。更に副市長は女性で若い。もっと日本全体の政治が若返れば、未来を創ることにスピードが出るのではないかなと思いました。
貧困の現場を見ていると、視野が狭くなるという絶対的課題があります。自分自身の超貧困時代を思い返しても、漏れなく視野が狭い状態でした。
■自分の未来は、自分自身が可能性を感じられなければ拓けない■
未来は視野が広くないと創れません。貧困に陥ると今に追われ視野が狭まることで、今を終えることに追われ続けることになります。かなり疲弊します。メンタルも落ちます。
貧困支援は視野が狭まってしまっている人に、未来を見せてあげることだと考えています。自分では今に追われ過ぎていて、未来を見る余裕なんてあるわけないので、支援者が見せてあげることで、視野が広がり、「できる」という可能性を感じることができた時に、今ではなく、未来のために行動ができるようになります。
自分の未来は、最終的には自分自身が可能性を感じられなければ拓けない。他人には拓けない。どこまで行ってもお手伝いしかできないんです。
自治体との連携協定は、シングルマザーの可能性を拡げることだと感じています。堺市の担当の皆さんは、とても意欲的で、一緒にセミナーを開催していても頼もしくて頑張れます。
今日と明日はひとり親向けのセミナーです。今年のテーマは「子どもの未来を創る働き方」です。子どもの視野を拡げてあげる役割は親にあります。経済力は子どもの可能性に影響してくることであり、経済力は働き方の影響を受けます。子どもの未来を創るには、可能性を拡げるには、どんな働き方をすればいいのかを、お伝えしていきたいと思います。
■女性の活躍の場も、経済的自立支援も広がっている■
協定の前に1社企業訪問へ。大阪市の理想実現さん、有名ラーメン店「神座」を展開されている企業です。
女性の立場に立って、働きやすさを考えていきたいとのことで、昨日も色んな意見交換をさせてもらいました。
飲食店は経験者の方は希望しますが、飲食店の経験が無いと「できない仕事」と自分の中で決めつてしまいがちです。気軽に飲食店での仕事を体験できる仕組みを作りましょうか?など、案を出しあって考えています。
このように、女性の活躍の場はどんどん増えていきますし、経済的自立支援も広がっています。後は、あなた自身が自分の未来を信じて行動すれば、経済的自立は果たしたも同然です。