別居親が教育費に責任を持つ、同居親が日々の生活に責任を持つ

備えあれば患いなし、何事も、未来を予測する余裕が、自分を守るのだろうな。

養育費保証

■離婚と同時に養育費保証に加入するのは常識?■
シングルマザーの生活安定を目指す中で、当たり前にしたいことがいくつかあります。
・女性の社会復帰を容易に
・世帯より個人を重視
・児童扶養手当受給開始5年後の卒業&自立
・養育費保証加入

最後の養育費保証。養育費に伴うストレスを軽減し、自立へ向けた行動に注力できる環境を整える。

現在、多くの自治体も公正証書に掛かる費用を負担してくれるようになりました。しかしまだその仕組みを使う人が少ない。

養育費の不払いは問題になるけれど、もらえている時は、もらえなくなる不安を持つ人は少なく、皆さん不払いが始まってから慌てだす傾向があります。

企業が保証をしてくれることなので、リスク回避は計算されています。生命保険が病気になってからは入れないのと同じで、健康な時、養育費で言うと不払いが起こっていない時にしか加入できません。

まさに備えあれば患いなし、なんです。

養育費保証に関しては、離婚する時に必ず公正証書を作成し、必ず(審査はあります)養育費保証に加入することを、家賃保証のように当たり前にしていきたいと考えています。

何故なら、養育費で悩んでいる人が多く、悩むと仕事や人間関係に影響してしまい、結果自分自身の自立へ向けて動けない人がかなり多いんです。

■別居親が教育費に責任を持つ、同居親が日々の生活に責任を持つ■
養育費は子どもに対する別居親の責任の証なので、同居親は貯蓄して教育費の確保に使って欲しいと願っています。それには養育費の確保は必要ですが、養育費の確保のために、同居親が頭がいっぱいで自立できないのは本末転倒です。別居親が教育費に責任を持つ、同居親が日々の生活に責任を持つ、ひとつの役割分担ですが、シンプルにこう考えると、子どもの未来への不安は少なくなるんです。

また、元夫婦は感情論になりやすいので、第三者を入れて粛々と進める方が子どものためになることも多いです。子どもにとって両親は大好きな人たち。その人たちが自分のこと(養育費)でいつまでも揉めていたり、イライラしているのを見ていたくない。子どもは傷つきます。

離婚した瞬間に、自分の生活は自分の経済圏になります。自分の経済圏をしっかり構築することが最も重要になるので、自立を一日も早く目指すことが、離婚後の生活を苦しいものではなく、楽しい新たなスタートにすることができます。

今当たり前にもらえている人も、この新しい仕組みを活用して欲しいです。不払いは、誠意が無い人だけに起こるわけではありません。失業、病気などで起こることもあるんです。

たった月々1000円で、養育費の悩みが無くなる。もっともっと拡がることで、シングルマザーの生活安定は身近なものになると考えています。