実際に活躍できるようになった女性の話が聞きたい

Jキャリア・ママって最強でした。



■実際に活躍できるようになった女性の話が聞きたい■
昨日、「Jキャリア女性の社会復帰サポート・コンソーシアム」の第二回研修会を開催しました。いろいろな企業の方がご参加くださり、女性活躍の関心の高さに、働く女性として喜びを感じています。

キックオフ、第一回の時は、主に企業の方にお話をしてもらいました。その際に企業の方に、「実際に活躍できるようになった女性の話が聞きたい」というお声をもらったこともあり、昨日は3名の活躍する女性にお話をしてもらいました。

活躍する女性の話って、世の中にもたくさんあるのですが、私たちが支援しているのは、本当に普通の女性。私自身もそうでしたが、普通に「女性は稼げない」と思っていたし、「子どものそばにいないといけない」とも思っていたし、離婚を経験しても世帯主意識を持つことができないでいた・・・という、本当に普通の女性です。

社会経験も少なく、ブランクも長かったりと、履歴書にも自信なんてミリもない。そんなそんな、どこにでもいる普通の女性です。

協会を始めた頃、ある企業の偉い方が、「うちの女性社員にも内閣府の女性セミナーに参加してもらってるんだよ。それでモチベーションが上がればと思っている。しかしセミナーから帰ってきて言われたのが『素晴らしいセミナーでしたが、そもそも優秀な女性の話なので私には無理です』と言われたんだよ」と話されていたことがあります。

正直私は、「そりゃそうだろ・笑」と思いました。私もセミナーに参加された女性社員と同じ答えです。

■女性にとって目標は夢より現実的なことの方が原動力に■
理想を高く目標を持つことは大事ですが、私たち女性にとって目標は夢より現実的なことの方が原動力にはなります。また共感力が男性より重要なので、自分に似ている人の話の方が原動力になります。というより、かけ離れた経歴は異次元の話です。

協会の「ワタシのミライ相談」では、希望(可能性)に気づき、ひとりじゃないことを理解し、その後にかなり細かい行動指針を作っていき、徹底的にサポートする。という流れです。目標は最初はぼんやりでもいい。明確にするのは最初の一歩です。たぶんこれって、企業(男性)が考えるより10倍細かくした方がいいでしょう。

昨日の3名は、どれだけ不安だったか、自信を失っていたか、考え方を間違えていたかを、振り返って話してくれました。そこからどうやって今に至ったか。リアル過ぎて感動的でした。

■女性の貧困を社会問題としてとらえ、その解決策を考え企業活動していきたい■
ご参加された企業のコメントを少しご紹介。
・協会を通じて自立に成功された方のお話が聞けた事が貴重でした。当社もシングルマザーを受け入れたばかりですが、今後、事業を拡大するうえで、シングルマザーの方々が成長を実感できる様に仕事と役割について深く考えてみたいと思いましたし、雇用を創出できる様に精進いたします。
・3名の女性の方の社会復帰に至る背景をご説明頂き大変参考になりました。女性の貧困を社会問題としてとらえ、その解決策を協会と一緒に考え企業活動していきたい。
・恥ずかしながらこのような取り組みをされていることを初めて知りましたので、今回参加させていただくことでまずは『知ることから』始めさせていただき、そこから自社では何が出来るかに発展していけたらと考えております。

今後もどうぞよろしくお願い致します。
・シングルマザーの方がどのような問題に直面しているのか、リアルな声や現状を知る機会は個人的は初めてでしたので、とても勉強になりました。

企業にこういう対応をしてほしい、こういう理解をしてほしいといったお話は、また聞けたらなと思います。

■これから社会復帰をする、さらに活躍を目指す女性の皆さんへ■
企業の感想を見て、勇気の一歩が踏み出せませんか?
みんなであなたを応援しています。大丈夫、怖くなんかない!