当事者の声を集めて作られたのが「ワタシのミライ相談」

妹が、お孫ちゃんたちに綿あめの機械をプレゼントしてくれたので、昨日はみんなで綿あめを食べた。もう大変・・・

ひとり親コンシェルジュ

■「相談したって解決しない」と思っている人が多い■
ひとり親向けの訪問相談事業を、相模原市と横浜市で行っています。

平日9時~17時までに窓口に行くって、働いている人には簡単じゃないです。生活に追われている立場だと、仕事を休むことは不安が増すことでもあり、相談は困っていることを解決するための行動なのに、行こうと思うと不安が増すのって???となれば、なかなか行けない。

私自身は離婚届けを出して児童扶養手当の申請をした時に、全然相談にもならなかった経験しかなく、その後一切、窓口の相談は活用しませんでした。

相談しない人が多い理由のひとつに、「相談したって解決しない」と思っている人が多いのだろうと想像します。

■当事者の声を集めて作られたのが「ワタシのミライ相談」■
そんな当事者の声を集めて作られたのが「ワタシのミライ相談」です。聞くことから始まり、押し付けることなく解決に導けるように、ひとり親コンシェルジュはみな日々勉強してくれています。(すごい勉強しています)

自治体の訪問相談事業は、ひとり親コンシェルジュが、ひとり親の方の自宅に訪問して、相談しなきゃと思っていないことでも、とっても相談したかった!!!ということまで、大小関係なくお話を聞きながら、シングルマザーの方の明日が今日より少し楽になればという思いでいます。

相模原市からスタートして今年で5年目です。「おととしはお兄ちゃんでお世話になりました」というお話までできるようになり、長く続けていくことの意義を感じています。

時間も朝から夜まで、土日も関係なく、できる限りひとり親の方の仕事に支障がないように回っています。皆さん忙しいですから。

忙しい時にちょっと立ち止まって、自分の生活を、将来設計を考えてみる機会になるだけでも全然違います。

また自治体の方の協力もあり、困りごとを解決していくことも、解決まで行かなくても緩和させていくこともできていますし、一度相談に意味があることを理解してもらえれば、今後何か困った時に「そうだ、相談しよう」と思いだしてくれるだけでもいいです。

訪問相談で協会を知ったというシングルマザーの方が、その後協会の会員になってくれて、いろんなイベントに出てくれたり、就職支援を受けられたりするケースもあります。

自治体がくれたチャンスを、上手に活かしている人がいるんです。