シングルマザー「児童扶養手当内の収入に」、主婦「扶養範囲内のパートで」
どうして貧困は解決されないのか?
不思議に思いませんか?
かなり税金も投入されています。しかし解決するどころか、圧迫の要因になっています。
■シングルマザー「児童扶養手当内の収入に」、主婦「扶養範囲内のパートで」■
私がどうして?の答えとして感じているのは、日本の福祉は、福祉から自立できない。一度支援を受けると福祉から抜け出せない仕組みになっている、ことではないかと感じています。
自分が支援を受けたい、と思ってしまう仕組みになっていますが、そういう方が増えれば増えるほど、自分の税金を上げてしまっている、という仕組みですが、それに多くの人が気づいていない。税金を安くしたい、支援を受ける方がメリットのような仕組みになっているので、シングルマザーなら「児童扶養手当内の収入にする」、主婦なら「扶養範囲内のパートで」と若い時期を過ごしてしまい、高齢女性の貧困へと多くの人が進んでしまっています。
この仕組み自体が女性にとってやばい。とにかくいろんなところで「女性は働かない方が得」的な仕組みが多いです。すでに実際は働かないことがリスクの時代になっているにも関わらず・・・
■福祉が解決されない理由は自立支援がないこと■
福祉を抜け出せる仕組みにするには、3つのカテゴリーにしっかり分ける必要があると思います。「絶対的に福祉が必要な人」「自立支援をしないと福祉が必要な人になる人」「自立している人」の3つです。
「絶対的に福祉が必要な人」はしっかり守る。
「自立支援をしないと福祉が必要な人になる人」は教育する。
「自立している人」は自由に働き税金を払うことで、福祉を支える。
真ん中のカテゴリー分類がされておらず、福祉が必要な人を増やしているのが今。
今のままだと、「自立している人」の税負担や損しているような気持になりやすいこともあり、勤労意欲も削いでしまいます。特に境界線のところにいると思ってしまいます。
本当にしっかり仕組みを作らなければいけないのは、「自立支援をしないと福祉が必要な人になる人」への自立支援です。
ちょっと気になったのが、この分類の人を見極める力が仕組みを作る側にないので、無難に福祉が必要な人へと分類されている。
私の仮説としては、福祉が解決されない理由は「自立支援をしないと福祉が必要な人になる人」への自立支援がないことだと思っています。
たぶん、間違ってないと思います。