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■なかなか離婚に踏み切れずにいます。安定した収入を得られたら離婚したいと思っています■
「お金がないから離婚できない」という女性が増えています。この方への返信にはなりませんが、本当に多いです。ここから想像できることに高齢女性の貧困の増加があるので、次世代に同じ思いをさせないためにも、今の若い女性に「キャリアを止めてはいけません」と叫び続けています。

「５０代女性の沼」と言っていますが、キャリアを止めなかった５０代女性と、キャリアを止めた５０代女性の明暗がくっきり分かれています。この年代(私もここですが・・・)時代の狭間のある意味犠牲者です。

「将来お嫁さんになりたい」と言っていた最後の世代あたりですが、もうすでに実現不可能だったのでしょう。今年の男女共同参画白書で、「結婚したら大丈夫」ではないと、やっと言ってくれました。

３０年遅かった・・・
が、嬉しい発表です。

この方へのコメントに戻りますが、安定した収入をどう得るか？ですが、多くの女性はパートナーがいる時の自分の立場のまま仕事を探そうとします。被扶養者の視点ということです。被扶養者の視点で仕事を探すと、「子ども中心」「家の近く」など、今の環境の隙間に仕事を入れようとします。安定した生活をひとりで担うには世帯主としての視点で仕事を探す必要があります。世帯主の視点で仕事を探すと「生活に必要な金額を稼げる仕事」となります。

この視点になれば生活は必然的に安定します。

これが無理だと感じるのであれば離婚を選択しない方がいいかと思います。「どうしたら離婚できるか？」を考えるより、子ども中心に生活したいという理由の方が多いので、それにはパートナーが必要。と考えれば、パートナーがいてくれることで、理想的な子育てができているとも考えることができます。夫婦のコミュニケーションを深める努力をすることなどに意識を持っていかれた方がいいかもしれません。