相手の人が「どうしてこんな言動になったんだろう?」と考えると・・・
濃厚接触者となり仕事ができなくなった方の代わりを探したら、皆さん快くひき受けてくれた。「お互い様ですよ」の言葉にこんなに感動したことはないかも。
良い人たちに囲まれている幸せを、今日も感じています。
有事の時だからこそ、人の温かさをたくさん感じられる、という側面もある。
■本当に超ポジティブなことしか考えていない?そんなことはない■
自分が書く、ブログやメルマガを読み返してみると、超ポジティブだなと笑えます。実際に性格も超ポジティブですが、本当に超ポジティブなことしか考えていないかと言えば、そんなことはない。
むかつくし、羨ましいと感じるし、ダメだな私・・・と思うことも多々ある。
私は以前、自分から湧き出る感情を受け止めて、外に出すとき(言動)は変換することを学びました。どうしてそんなことを学んだのかと言えば、ある日気づいたんです。自分が嫌な思いをする時って、ほぼほぼ他人との関係性から起こることであり、それは簡単に言えば「嫌な言動をされる」ことにより、自分が嫌だと感じていると。
この時の私の視点は、「私が嫌な言動をされた」というところで止まっています。これは自分のみ視点です。これを「何故この人は私に対して、私が嫌だと思う言動をするのだろうか?」と、相手の視点も想像するという、もう一歩踏み込んだ視点になってみました。
すると、見えたものはなんと!
私も相手の方に対して、嫌だと感じさせる言動をしていた!という事実。
もちろんそんなつもりはないですが、これは相手の方の受け取り方もあるので、かなり想像力が必要です。が、自分にとっては何でもない言動が、相手にとっては嫌なことなんていくらでもあるということです。
■相手の人が「どうしてこんな言動になったんだろう?」と考えると・・・■
自分が「された」とのみ思うと、相手を非難したくなったり、自分が悲しくなったり、怒りが沸いたりしますが、相手の人が「どうしてこんな言動になったんだろう?」と考えると、次の言葉かけが変わります。
「私の言った言葉、気に障った?」
「もしかして悪い気持にさせちゃった?」
「どうしたの?なんかあった?」
など、相手を気遣う言葉が自然にでます。
それに対して、「さっきの言葉引っかかった」と言われれば、「ごめん、こういう言い方嫌いなんだね、今度から気を付けるね」と、今後の関係性の向上に使えます。
この後は自分自身も嫌な思いをすることが必然的に減っていくことになるのです。
結果的には自分の気持ちの良い環境を作るための、自分の行動になります。相手を立てて自分が我慢したり、損したりするわけではありません。
この経験をたくさんすると、必然的に言動はポジティブを心掛ける方が自分にとってプラスなのだと学べます。それはいつの間にか変換しなくても自然とできるようになります。
そして生きやすくなるのです。