「正社員になれるスキルなんてないし・・・」パートなのに社員よりも責任を持って働いていることに気づきましょう

シングルマザー親子の生活の安定を実現する。
ただただただ、それだけです。



「もう35歳だし・・・」
何を言いますか!天才的に若いです。

→女性をお飾りくらいにしか考えていない昭和チックな企業はまだそんなこと言いますが、35歳ってまだ30年働けますよ。

「正社員になれるスキルなんてないし・・・」
えっ!パートなのに社員よりも責任を持って働いていることに気づきましょう。

→パートが長いと、パートが多くないと事業が成り立たない企業で働くことが多い。安売りが勝負の業界なら、コストが掛かる正社員を最小限に抑え、安くて良く働く女性パートが多くなります。業績が良く、売上に貢献する人材なら、いくらでも社員にできる企業も多い。そういう企業があることも、パートが長いと分からなくなります。

「事務職しかできないので・・・」
その考え、捨てましょう。

→事務職ほど正社員になるのが難しい仕事もないです。事務職という呪縛から解放されないと、ずっと生活困窮です。事務職の正社員求人は少ない。あっても街角の不動産屋さん的で、ひとりで仕事をこなすので責任も能力も求められる。少し大手になれば更にで、売上に貢献しにくく、経費なので、安くてよく働く人、又はかなりのスキル・能力をそもそも求められます。しかし給料はそこまで上がらない。新卒からずっと働いているならいいのですが。

「派遣の方が給料良いので!」
点で見ればいいかもしれませんが、面で見るとかなり地獄です。

→ひな人形みたいな感じですね。3月3日が35歳とすると、35歳頃まではチヤホヤ。その後は「婚期が遅れる、早くしまって」となります。

「私が一生懸命働くと、子どもがかわいそうじゃないですか?」
子どもは親を助けたいんです。頼られたいんです。これが本当の子どもの気持ちです。

→傍にいる母親が、「あなたのために私は働けない」とか「我慢している」というようなことを言葉にしなくても、子どもには伝わってしまう。子どもたちは「僕、私のせいで」と罪悪感を抱く。自尊心も自己肯定感も育ちません。親が子どもを信じ、子どもを頼り、そして「ありがとう」をたくさん伝えることで、自尊心が芽生え、自己肯定感が育ちます。

日本人の幸福度の低さと、専業主婦、パート主婦率の高さは関係しているのではないかと、私は感じています。お金がないから離婚できないと嘆き、メンタル不全になっていく母親を見ている子どもたちが多いのです。もっと大人が自由に、自分の人生を長期的に考え行動しなければ、子どもは知る術もありません。

年間2000件を超える相談業務から、常に分析研究をしています。どうすればシングルマザー親子の生活困窮は防げるのか、解決できるのか?

これは「可哀そうな人たち」に括られた途端、絶望的に解決できなくなります。

現状、相談できる人は解決しやすく、相談できない人、相談するべきことだと感じていない人に課題が多いです。という中で言うと、協会の研究は、相談結果から導き出しているので、比較的「うまくいった例」となります。

いくつかの自治体の方とも、「相談すらしない人」をどうしたら解決へと導けるのか?という話をしています。

それを少しづつ実践していきたいと思います。