頑張ってきたシングルマザーの息吹が今(未来)に繋がっている

今日はVISON。

■強力な応援者にシングルマザーに育てられたという方が多い■
シングルマザーの自立支援という活動を開始して来年で10年。興味関心って人それぞれですが、シングルマザー支援の場合、強力な応援者になってくれる方の中に、シングルマザーに育てられたという方がとても多いです。

私自身もそうですが、母親への感謝が、今のシングルマザーを応援したいと言う意欲へと繋がっている。それはシングルマザーが頑張ってきた証だなと感じます。

耳に入ってくるのは「かわいそうなシングルマザー」が多いと思いますが、実は頑張ってきたシングルマザーの息吹が今(未来)に繋がっているんです。

親の生きざまを見てきた子どもたちが大人になった時は、親の姿をみているので生活困窮になりにくく、更に豊かさを手にいれていることもある。そして次世代を守る人になる。

この好循環が起こるには、例え生活困窮していたとしても、母親が『希望』を持って働き、子どもと接していたからだと思います。また子どもたちの未来にも『希望』を持っていたから、『あなたは何者にでもなれる』というような言葉かけをしていたのではないかなと。

■親の言葉かけによる希望の方が大きな影響を与える■
子どもたちへの影響を考えると、現状が絶望的なことより、親の言葉かけによる希望の方が大きな影響を与える。と考えれば本来誰にでも希望を与えることができる。

以前より、生い立ちが苦しい生活の人が成功をするということが少なくなったなと感じ、それは何故だろう。ハングリー精神はどこに行ったのか?と考えてみました。

私の答えは、社会から『希望』が消えた・・・になりました。
親世代が未来を創造する力が衰え、今しか見えていない。その環境で『希望』に繋がる言葉は紡がれない。

と考えると、大人がもっと自分の未来に『希望』の光を射すことが、結果的に子どもの未来に希望を与えることではないかと。その環境が出来れば、現状はあまり関係ないので、多くの子どもたちは平等に何者にでもなれる、ということになります。


私たちは、今頑張るシングルマザーに、自分の未来に『希望』を射すお手伝いを、更に進めていこうと、改めて思った。