目標の自立を達成したシングルマザーの軌跡

感謝を伝えてくれたことに、大感動の夜でした。



協会を設立して10年。
自分自身の生活困窮の経験から、「シングルマザーだからって、こんなに苦労するのは変だ!!!」と思ったことがスタートでした。

新宿でシングルマザーのランチ会を開催し、生活困窮にならなかったシングルマザーや生活困窮から抜け出したシングルマザーにたくさん会い、そこには法則があることを知りました。

養育費や手当など、自分以外の収入の確保や、非正規雇用などの女性の社会進出の課題など、今までも多く語られてきたことの他に、私は「女性自身のマインド」に着目。この支援が全く無いことに気付きました。

私たち自身が、自分の可能性に希望を持ち、行動をすることが、最も重要であり簡単なことなんです。

今の支援では外部要因に生活が振り回されることもあり、不安と不満を持つ人が多くなります。自分ではどうにもならないことを軸に考えることって、実は常識的に負のスパイラルです。問題解決と言う視点では、最もしてはいけないことでしょう。しかし、シングルマザー支援は全てにおいてこの状況です。

そんな想い出10年間、試行錯誤して活動をしてきました。たくさんのシングルマザーの方が、方法を知り、行動をしたことで、不安や不満の多い世界ではなく、自分らしい生活を手に入れています。本当に嬉しいです。

その中のひとりである、今では協会スタッフの鈴木さんが、「私の夢を叶えさせてください」と突然言ってきて、昨日は横浜のロイヤルパークホテルに呼ばれたんです。

場所が場所なので、「食事でもご馳走してくれるのかな?」なんて山木さんと笑いなが向かいました。

さて、鈴木さんの夢とは・・・

 



出会って6年、鈴木さんが協会と出会ってからの軌跡を、私と山木さんに話してくれました。自分の意識の変化、「できない、無理」と思っていた自分が、「できるかも、やってみよう」と思えるようになっていく。その過程で「目標の収入に達したら、江成さんと山木さんにロイヤルパークホテルでご馳走する」という夢を抱いていたというお話し。

そして今年の8月に目標を達成したらしく、夢を叶えたとのことでした。

もうおばちゃん二人泣きながら聞きました。鈴木さんは自信の無さ最強な人だったので、これだけ人は変われて、人生は希望に満ちていくことができることを、体現してくれたひとりです。

この出来事は改めてお伝えしたいと思います。

できないと思っていることはできません。
「私にはできる!」と思うことが、自分と子どもたちの人生を豊かにします。