多くの人に「ワタシのミライ相談」は助けられています

昨日は帰りが遅くなるのは分かっていたので、コートにマフラーと持って出かけたが、昼間がとても暑かった。コートとマフラーを片手に持ちながら「そうだ、冬は荷物が多いんだ」と、冬になるのを体感した。

 



今日はあるイベントに呼ばれています。そのイベントの中で、「寄付贈呈式」が行われます。そこでご寄付を頂きます。

活動の中で、団体として利益を出していくことも、とても大切にしています。しかし活動の中に利益を出せない事業もあるのが支援団体の特徴です。日本シングルマザー支援協会では「ワタシのミライ相談」がその事業になります。

年間数千件のご相談を受けて就労支援をしていますが、就労支援の割合は3割程度。それ以外のご相談は利益の出ない事業になります。しかし、相談者の方の小さな悩みや不安に、自分ごとのように向き合うという相談事業は、シングルマザー親子にとって、とってもとっても大事です。

10年の活動の中で、相談業務の質向上がシングルマザーの生活困窮の解決策の大きなひとつだという答えが出ています。他の相談と差別化を図るために「ひとり親コンシェルジュ®」という資格制度を構築しました。

相談者のポテンシャルを100%以上掘りおこし、希望を持って挑戦できる仕組みです。また挑戦するシングルマザーをずっとサポートすることで実現可能性を高めていきます。

相談内容は離婚相談なら、本当に離婚が正解なのか?離婚しなくてもいい方法は何か?離婚が最適な解決法であるなら、その後の生活をどう構築したらいいのか?

人間関係で悩んでいるのであれば、どのようなマインドに変化すれば周りの人に振り回されず自分らしく仕事に取り組めるのか?転職のタイミングはいつか?今の会社の立ち位置をどうやって見つけていくのか?

お子さんとの関係であれば、子どもとのコミュニケーションの方法、子どもを信じるとは?子どもに頼るってどうするの?子どもを理解する方法は?

お金の管理ができないのであれば、貯蓄の考え方、家計のやりくりって?

パートナーとの関係で悩んでいるなら・・・

とありとあらゆる悩みは不安を抱えている人に、一筋の希望を見せていくのが「ワタシのミライ相談」です。

この役割が今まで無かったので、これだけ多くの女性がメンタル不全に陥ってしまっている。またそれが社会にも影響を与えてきているので、とても重要な役割となります。

日本シングルマザー支援協会では、いただいたご寄付の一部は相談業務のひとり親コンシェルジュの方への報酬に充てていきます。ひとり親コンシェルジュの人が疲弊せずに相談業務を相手の立場に立ってできる環境作りをしています。

また、仕事を作っていく意味でも重要だと思っています。自分の知識を増やすために学び、経験を積み収入を上げていく。ご自身が病気療養中や障害のある子どもを育てているシングルマザーの仕事にもなります。そのような環境を整えているひとつになっています。

いつも多くの人に「ワタシのミライ相談」は助けられています。たくさんの想いに包まれていることで、安心して相談ができる環境が出来上がっていきます。
ありがとうございます。