旦那の離婚本気度を一緒に考える・・・
ありとあらゆる所で男性にも「奥さんを働かせてあげて欲しい」と伝えています。
先日今年子どもが産まれたばかりという男性に、女性のメンタル不全の話しや高齢女性の貧困の課題の話をしたら、「奥さんと話してみる」と言ってくれました。
その後お会いしたら、「考えがガラリと変わって、妻に働いた方がいいよと伝えたら妻が喜んでくれました。本当は働きたかったと」と言ってました。
時期を見て奥さんの社会復帰を、夫婦で考えていかれるようです。素晴らしい!理想的です。
子どもにとっては、母親が家にいる方がいいとか、女性は家にいる方が幸せとか、男性は優しさで考えてくれています。しかし意外とそうでもない。
ここは人それぞれではあるので、働いた方がいい、と決めつけるのも良くなくて、先ほどのご夫婦のように話し合われるのが最も理想的です。しっかりと役割分担、今の考え、教育費のことなどお金の価値観、そして若い夫婦でも老後のことまで、膝突き合わせてじっくりと相手の言葉をしっかり聞きながら話し合われないといけませんね。
母親が子どもを連れて実家に帰ってしまったり、別に家を借りてしまうと、「連れ去りだ~」と騒ぐ男性も多いですが、この時のほぼ100%女性の意見としては「話し合いができなかった」となります。どんなに「話し合いましょう」と伝えても、「うるさい、忙しい」など突き放されてしまい、自分ではどうにもすることができず、そのうちに夫に対して恐怖心を抱くようになり、こうなるともう怖くて仕方なくなり逃げることになる。
こうなると女性の気持ちは政治家の方などには伝わる術もないので、「俺は被害者だ」とモラハラ的に叫ぶ男性の声ばかりが集まってしまうという現実があります。
もっと決めつけずに、相手の立場をお互いに考えながらの話し合いを夫婦でする必要が日本の家庭にはあるのだろうと感じています。
「言わなくても分かる」と男性が思ってしまうのも違うし、「察して欲しい」と願う女性も違う。話さなきゃダメ!もっと話さなきゃ!
と思います。
相談の中で、旦那の離婚本気度を一緒に考えたりも。その時に「大丈夫そうだな」と思った時は、女性に夫へのコミュニケーション法を伝えたりします。それによって夫婦関係が改善されることは多い。
どっちが悪いではなく、相手の立場を考えてあげることを、どちらか一方が先にできれば問題は解決しやすいです。
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