シングルマザー=貧困というイメージ。

嫌だな・・・



１億総中流と言われていた時代はもう昔のこと。今では夫婦揃っていても教育費や老後の心配を抱えている人も多い。

離婚相談を受けていても、「離婚しようが婚姻関係を続けようが、あなたは働き続ける必要があるわよ」と伝えるケースも増えています。

「シングルマザーの人ってネットカフェで親子で過ごしている人が多いんですよね？」と言われて、どんな情報を得たんだろう？？？と思ってしまいました。

いるとは思います。そういう方を助けなきゃいけないと思います。しかし、それが、シングルマザーとイコールになるのは誤解でしかないです。あくまでも貧困問題です。

世帯年収は低い人が多いですが、少ないお金でも上手に生活されている方も多い。ただ子どもの教育費や自分の老後のことを心配している人は多いので、日本シングルマザー支援協会では、その方に合った方法を探して不安を払拭できるような働き方や考え方を伝えています。

あまり偏ったイメージを付けられると、就職にも悪影響かもしれないし、頑張ろうとしている人が自信を持てなくなるかもしれない。そっちの影響の方が私は気になります。

協会で就職支援をしている企業の方などは、シングルマザーのイメージが変わった、と言ってくれることも多いです。

だってほとんどのシングルマザーが、普通の人ですからね。ただ主婦の時のままの感覚だったりしてしまうことで、世帯主のいない世帯になってしまうことは多いので、世帯主としての意識を持つように支援するだけで、それだけで多くの人が不安を減らすことができます。