シングルマザーの生活安定の支援には、「不安の払しょく」と「生活安定の方法を提供」が不可欠。この二つ無くして、支援はできない。

寄り添うだけでは現状は変わらない。
現状が変わらなければ生活は安定しない。

女性に不安が強いのは、そもそもの特性でもあるので、女性支援の場合は不可欠要素です。が、これだけでは生活を安定させることはできない。

生活安定の方法と、行動するための考え方を伝えていかなければ結果がでないです。私たちがそのために作った仕組みが「ワタシのミライ相談」であり、「MES(ミーズ)プログラム」です。

「ワタシのミライ相談」は、相談自体に意味を持たせるために、信頼と提案の流れを大事にしています。それができる相談員を育成するために「ひとり親コンシェルジュ®講座」があります。個々の状況やマインドを読み解き、しっかりと信頼関係を構築した上で、個々に合わせた生活安定の方法を提案していきます。

その次に、就職・転職が必要な人が多いので、キャリアへと進めます。キャリアも個々の経験や特性を活かした中で、最も可能性の高いところを目指していきます。就職後は「MES(ミーズ)プログラム」の特徴でもある「伴走型定着支援」となり、挑戦したことが当たり前の日常になるまでをサポートします。

まだまだ改善も必要です。昨年はキャリア相談に進まれた方の１７％が就職をされました。結果的に転職しない方が将来設計が安心な方もいて、その場合は全力で転職を止めることもありますが、もっと多くの人に仕事を変えることで収入を変えて、収入が変わることで生活の安定を手にして欲しいと思っています。

今年は３０％目指していきます。

３０％目指すには、不安の払しょくの強化、就職先(中小企業)の確保、ひとり親コンシェルジュ®のスキルアップなど、まだまだ成長が見込める個所を強化していくことしかないので、強化していきます。

そして、ひとりでも多くの子どもたちの未来が、希望に溢れるように。