伴走型定着支援があることで、活躍できるシングルマザーが増えている

私は自分の最大の強みは「諦めないこと」だと思っています。



長生きしたい願望は全くない。だからと言って現状に満足はしていない。もっとできることはたくさんある。が、ここまでの人生は、嬉しかったことも、悲しかったことも、辛かったことも、苦しかったことも、感動したことも、全てトータルで見た時に、とても幸せだなと思っているので、いつ終わっても満足とは思っている。だからと言って終わらせたいとも全く思っていない。もっとやりたいことはたくさんある。

こんな複雑なお年頃です。

女性の活躍の場を作るとか、いろいろと考えていると、時々「一番良いのは何?」と思うことがある。個人的には可能性を伸ばしてチャレンジしていくことが「一番良いこと」だと思っているが、全ての人にとってそれが一番ではないのも理解できる年齢になった。

人生を楽しんでいる人は、思いやりに溢れていることが多い。
人生を楽しんでいる人は、他人を否定したりしない。
人生を楽しんでいる人の多くは、仕事も楽しそう。

共通点は、自分自身を良く知っていることだろう。
自分の高い能力も認めているし、やってもやってもできないことがあることも笑って話せる。自分の全部を理解している人。

もうひとつ、やっぱりどこかでしっかり努力した経験がある人。
一度でいい、逃げずに向き合って乗り越えた経験がある人。

企業の方と意見交換をしていて、「シングルマザーの方を社会に適応できるように教育しているんですか?」と聞かれた時に、「意識改革ができる環境作りを手伝って、本来のその人の能力を発揮できるようにしているんです」と答えた。

何が言いたいかと言うと、今劣っているから教育するのではなく、結婚すると女性が自信を失うように、この国はできているので、本来の能力を発揮して社会で活躍するための準備のお手伝いということ。

車の運転で言うと、免許を取るための教習所ではなく、ペーパードライバーのための教習所です。本来の自分を思いだし、自信を付け、更に社会性を高めるためです。

きっと協会を通さないで就職活動していたら、生活の安定は程遠かっただろうと思う人も多いです。企業にも、「協会の紹介でなければ採用していない」とも言われるし、会員さんにも「協会の紹介が無ければ、自分では絶対に応募していない」という声も多い。

道半ばではあるが、NES(ミーズ)とう仕組みの中の、伴走型定着支援があることで、活躍できるシングルマザーが増えているのだなと、我ながら感じる今日この頃です。