非正規雇用から正規雇用になった方のお声、「お正月、GW、夏休みが心からゆっくりできる」

寒波も少しづつ収まったのか(まだ大変な地域もあるかと思いますが)、私の住む地域は久しぶりに氷点下ではない朝です。



令和3年(2021年)度全国ひとり親世帯等調査が発表になりました。
母子家庭も父子家庭も世帯数は減少しているとのこと。いつも課題にある世帯収入ですが、父子家庭も全世帯平均よりは低いですが、今回も母子家庭の収入の低さが続いています。

世帯年収で見ること自体、課題感はあります。日本の世帯は複合家族でデザインされているので、核家族である世帯ほどデメリットが増えます。複合家族で考えた時に、働く役割を持たない女性が世帯主である母子家庭が、低収入の課題を抱えるのは必然とも言えそうです。

この課題は母子家庭は顕著ですが、独居の若者や高齢者にも言えることなので、早めに社会全体で変化を急ぐ必要があるとは思いますが、そればかり言っていても改善しないので、私たち自身が自ら改善するよう動きだした方が解決は早いなと感じています。

父子家庭の就業率が下がる中、母子家庭の就業率は上がっているので、女性が少しづつですが働きやすい環境ができてきているのかなと予測すると、とても嬉しいことです。

現状では、低収入からの脱却は、正規雇用の推進と考えています。今後5年後、10年後もそうとは思いませんが、今収入の低さが課題の場合は、正規雇用になることを考えると道が拓けます。

非正規雇用から正規雇用になった方のお声として「お正月、GW、夏休みが心からゆっくりできる」と、お休みに影響されない収入がある喜びを報告してくれる方が多いです。また「責任のある仕事を怖がっていたが、実際にやってみるとやりがいがある」という方も。

知らないと怖いことも、知ってしまえば何でもない、当たり前になりますね。