コミュニケーションの取り方やお互いを理解し合うことで、女性の社会復帰はもっと容易になれる

「こんなに良くしてもらった経験が無いので・・・」と。就職した企業さんの手厚さに、逆に戸惑う会員さん。大丈夫、その間を協会が通訳のように取り持ちます。



ママベストパートナー企業は、子育てと仕事の両立をする女性を理解しようと思ってくれている。人手不足や優秀な人材の確保を考えた時、女性の現状を理解し、働きやすさを考えることは、企業にとってもプラスでしかないことを知ってくれているのだと思う。

女性は不安を口にしやすい。男性の持つプライドから考えるとあり得ない行動かもしれない。女性は不安を口にしやすく、不安を解消したいという行動を取るが、そこに寄り添うだけで、企業にとって欲しい人材へと凄いスピードで開花する人も多いので、人材育成の成果になる。

現状は、不安を面接で口にするので落とされてしまう。企業側に女性の心理を読み解ける人がいないことが、女性にとっても企業にとっても可能性を捨てていることになる。

「子どもが体調が悪くなったら休めますか?」と面接で聞く人が多い。この心理は、万が一の時、休んで迷惑を掛けるなら、今から理解してもらいたいという気持ちの表れ。会社に迷惑を掛けたくない、という気持ちと、自分がその時に嫌な思いをしたくない、という思いの両方の表れです。

休むか休まないかで評価されるより、会社への貢献度が高いかどうかで自分を評価してもらえるように、事前に応募先の会社を調べ、どう働けば貢献できるのかを考え、それを伝えること。本来面接とは、不安の解消の場では無く、会社に必要な人材になれることをアピールする場ですが、社会経験が少ない女性は、それを教わったことも無いまま挑んでいる。

その企業にとって休まないことが条件の中で重要であるならば、企業側が確認するでしょうし、その時は双方の条件が合わなかっただけのことです。

どちらが善悪という問題ではなく、コミュニケーションの取り方やお互いを理解し合うことで、女性の社会復帰はもっと容易になれる。