50代の離婚。離婚を考えている女性の相談の進め方

娘と孫娘が、我が家のキッチンを占拠して、チョコレートを作っていました。「ただ溶かして固めるだけの、何が楽しいの?」と、意地悪なことを言ってみました。



50代の離婚。離婚を考えている女性の相談の進め方をご紹介。
基本、夫はモラハラ。世の男性は、自分がモラハラ夫と言われていることに気付いていないのだろう。「俺は普通だろう?」と思っているが、妻は「うちの夫はモラハラで・・・」と言っている率がとても高い。

男性はイライラ、女性はモヤモヤの感情の動きが、モラハラ感知の温度差を付けていくのだろうと感じている。
この結果、男性は絶対に認めない。女性は恐怖心を募らせ、「何かされたら困る」くらいの危険を感じている。だから逃げる。

50代の離婚の場合、結婚生活が長いケースが多いので、モラハラ夫の率が更に高い。最初にする質問は、
・ご主人、あなたが離婚したいこと知ってる?
次に
・右から左に動かせるお金ある?
そして
・老後はどう考えてる?

入口の質問はこうなる。ここから個々によって広がりが変わり、最終的に相談者に沿った離婚までの方法を決めていきます。

50代の離婚で重要なのは、
・残りの教育費の準備状況
・財産分与
・ひとりで生きていくライフスタイルの在り方
・ひとりで生きていく仕事選び

この内容を掘り下げて、ひとりで老後を生きていくためのライフスタイルをどう作るかが重要になる。今の感情だけで離婚をするのは、若い人よりリスクが高い。ゼロ準備では、生きていくこと自体が夫に耐えるより大変なこともあります。冷静に、少し先の未来を想像しながら、今何をするべきかを考えていきます。