大人が、子育てを楽しいと言わない、辛いと言っているのを、自然とたくさん見てきてしまったから?

女性が、子どもを育てながら働くことを当たり前にしたい。誰かの負担の上にあるのではなく、みんなが理解しようとしている社会の中で、子どもたちが活き活きとした大人を見ることができれば最高じゃないですか?

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若い人が結婚や子どもを持つことに前向きになれないのは、若い人たちが短い人生の中で見てきた大人が、結婚を良いとも言わないし、楽しそうじゃない。子育てを楽しいと言わない、辛いと言っているのを、自然とたくさん見てきてしまったからではないだろうか?

どうしてもそう思う。

子どもにとって親は、どんな親でも愛するべき人であり、信頼すべき人であり、かけがえのない人である。子どもはみな人格者なので、ここは揺るぎない。

人格者であるこどもが、たまたま目の前にいる大人を見本として考え方を作っていく。その人が「仕事は大変」「子育ては損」と思っていたら、それが当たり前になり、そんな選択はしたくないと思うのも自然だろう。

少子化なのも、過去の政策で子どもをたくさん産むと大変だよという”雰囲気”を作られたことがあったから、その頃に保育園も”減らせ”と政策でやったから。私が通った高校は、その頃まだ新しい学校だったので、「将来老人ホームになるらしいよ」という噂を聞いた。ちょうど40年前、そんな”雰囲気”があったのだろう。

しかし、子どもを減らすと、今のような危機的な未来がくることを想像できる政治家はいなかったのかな?
あまり分かりませんが、いなかったのだろうと思う。

私は時代に反して5人子どもを産んだので、よく笑われました。
考え無しと思われます。(実際にそんなに考えてませんでしたが・・・)

この時に作られた”雰囲気”を、令和の今変えていかなければ、誰も幸せになれないのではないか?と思う今日この頃です。

”雰囲気”って、意外と大事です。