5年で自立して児童扶養手当を卒業していくモデルを
高齢者の貧困の現状を聞いた衝撃が、まだ収まらない・・・
もっと「女性の自立」を、嫌われても疎まれても伝えていかなきゃ!!!と思いました。手前で阻止できることなのに、嫌われたくない、疎まれたくないばかりに、「知る」という機会を奪われている人がどれだけ多いか。
ここ大きな課題だと、シングルマザー支援していると感じます。
日本シングルマザー支援協会は、今後、離婚直後、1年後、3年後、5年後の段階的な支援を構築して、5年で自立して児童扶養手当を卒業していくモデルを当たり前にするための活動を強化したいと思っています。
先日、このプランをある自治体の方にお話ししたら「感動した」と言ってもらえました。今すぐに実現できることではない、そんな簡単なことではないが、誰かがやらなければ高齢女性の貧困を増やすだけです。
誰かが仕組みから、当たり前から変えていかなければ不幸な人が増えていくだけです。
この場合、この支援に上手に乗れずに自立できない人が出てくるので、そのことがネックになり、全ての人に自立の方法を伝えることを止めてしまうことになります。しかし、今すでに福祉的支援はちゃんとあるんです。上手に乗れない人は、今まで通りの支援を粛々と続けていけばいいと思います。
全ての所得制限内のシングルマザーに福祉的支援をするのではなく、離婚後は自立支援を伝え、自立支援が難しい方には福祉支援を提供する方法がいいと思っています。
そうでないと、自立できる多くのシングルマザーも、老後貧困への道を辿ることになります。
ここのところ、行き過ぎた支援やサービスについての議論が多く見受けられるようになりました。時代の変化を受け入れ、あらゆる支援やサービスの在り方を、根本から見直す時期ではないでしょうかと、問いたいです。