母親が外で働いていることは、こどもにとって良い影響が多い

愛されるコミュニケーション講座が久しぶりにあった昨日。なぜ女性は、一生懸命働くことを非難されたり、罪悪感を持たなければならないのか?もっと男性も考えて欲しい。



愛されるコミュニケーション講座、私は自己肯定感についての講座を4時間やります。ひとり親コンシェルジュ講座の一環として参加されている方と、愛されるコミュニケーション講座を受講する方が合同で受講されます。

「母親が外で働いていることは、こどもにとって良い影響が多い」
このエビデンスを伝えています。

このエビデンスを知った方の多くが、「働いてきて正しかったんですね」「自分が認められたようで嬉しい」と言います。この言葉が出るのは、今まで頑張っているにも関わらず、罪悪感と戦ってきたからでしょう。

世間の人は簡単に「子どもがかわいそう」「そんなに働かなくても」などと言います。本当に簡単に言います。

しかも間違っています。決して母親が働いていることで子どもがかわいそうなことなんてありません。全体をしっかり見た時、専業主婦の家庭でも親子関係が悪いことはいくらでもあります。母親が働いていることで子どもが活き活きとしている家庭もあります。その逆もどちらにもあります。

ただし、母親が疲弊していたり、メンタル不全に陥ってしまったりで、子どもに充分に寄り添うことができなくなってしまうことはあるでしょう。しかしそれは、仕事だけが原因のことはほとんどないです。例えば頑張って働いても夫が理解しないで罵倒されたり、親に毎日のように「子どもがかわいそう」と価値観を押し付けられたり、働いていないママ友に「そこまでしないと生活できないの?」などと嫌味を言われたりと、いろんな要因が重なってしまうことはあるでしょう。

最近では児相に通報されて仕事を辞めてしまう人もいるほど。

なぜか”雰囲気”として、母親が一生懸命働くと、子どもを放置していると思い、悪人みたいに見る人が一定数いる。こちら側の人の方が問題だと私は思います。

働くことと、子どもとのコミュニケーションの取り方は違います。
愛されるコミュニケーション講座では、子どもの自己肯定感を育み、自らの人生を自ら作っていける子どもに育てるために、母親がどうコミュニケーションを取ればいいのかを伝えています。

入門編が午前中にあり、1時間の休み時間を経て、午後の私の自己肯定感を受講してもらっていますが、必ずおひとりは、「昼に子どもに入門編で教えてもらった通りのコミュニケーションを取ってみたら、いつもより子どもが笑顔で話してくれました」と、既に体感をしている人もいます。

一緒にいることが寄り添うことではないです。子どもの心に寄り添い、子どもを理解し、それを表現できるコミュニケーションスキルが大事。
お手伝いがすべてヤングケアラーでもないです。子どもがやりたくもないのにやらされていることはヤングケアラーかもしれませんが、本来はお手伝いは重要なこと。家族の中で自分の役割がある。それによって家族の役に立っている。だから自らお手伝いをしたい。進んでお手伝いをするようになることで、自己肯定感がとても育まれます。

このように子どもを導くための母親のコミュニケーションスキル。
母親の働く環境も確立でき、子どもの自己肯定感も育まれ、子どもは大人になった時に生きにくさを感じない。メンタルの強い人が増えます。