仕事の幅を増やすことや、子育てとの両立の方法を一緒に考えてくれれば

寒暖差に負けそう・・・



【自分の主観を横に置くことが、何よりも難しい】
ひとり親コンシェルジュの方が、日々時間を作って練習してくれて、個別相談の数をこなし、経験値を上げてくれています。

ひとり親コンシェルジュ講座に申し込んだ時には、想像もしていなかった難しさに、負けずと立ち向かってくれる皆さん。私たちは、誰かの相談を聞くくらいできると思ってしまいますが、自分の主観を横に置くことが、何よりも難しいんです。

相談とは、アドバイスをするだけではないし、こちらの持っている施策に乗せていくだけでもない。相談者の本音を、自分の主観を横に置いた状態で、鏡のようになり、しかも相談者本人も気づいていない想いを引き出して、一緒に考えていくことです。

相談すると「怒られる」「やりたくないことをやらされる」と思い込んでいる人が多いので、相談をすることで解決すると思っていない人が多いです。そういう方が多いのは、実際に怒られた経験があり、やりたくないことをやるように言われた経験がある人が多いからでしょう。

【仕事の幅を増やすことや、子育てとの両立の方法を一緒に考えてくれれば】
私は個人的に、生活保護一択を窓口で提案されたので、二度と相談にはいかなかった。確かに、月収15万、家賃12万、子ども5人という状況。明日も見えない状況であるのは間違いないです。しかし、私と話していて伝わらなかったのか、このやる気(笑)、と思ってしまいます。仕事の幅を増やすことを一緒に考えてくれたり、子育てとの両立の方法を一緒に考えてくれれば、「今から面接行ってきます!」って笑顔で進めた。行動する中で辛くなった時、相談が使えればまた頑張れる。そのうち生活は落ち着くでしょう。きっとひとりで取り組んでいるより早くて楽しかったと思う。

「お子さん多いし、下の子まだ小さいし、生活保護受けましょう」では、私には当てはまらなかった。ひとつではなく、頑張って働いた場合の提案も欲しかったなと、今でも思う。