そもそも戦後家族モデルと言われる概念が何故か根強い日本

始発のある駅に住んでいてよかったと、最近改めて思う。電車に座れる。

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【そもそも戦後家族モデルと言われる概念が何故か根強い日本】
子どもファーストでシングルマザー支援を考えると、教育費を準備できる経済環境を作ることは、優先順位の上位になる。福祉支援で考えると、現状の貧困を手当することが優先順位となる。このどちらの視点が、その家庭に必要かどうかを見極めるかどうかだろう。また、その過程をプログラム化することが今最も重要なひとり親支援だ。

私は配偶者扶養控除は廃止で良いという考えを持つ。そもそも戦後家族モデルと言われる概念。高度成長期にできた家族モデルであった。時代にそぐわなくなってかなりの時間が経つが、何故か概念のみ残っている。不思議です。

この制度によって女性が働くことが損になると考える、夫も多いが妻も多い。しかし概念と社会が合っていないので、これがそのまま離婚の要因になっていることも少なからずあると感じる。ナビで例えると、間違った行き先を入れているので、目的地に着かず、その間に数々の障壁があり、根本が違っていると気付くことなく、お互いに相手のせいにして関係が悪化していく。みたいな。

【ひとり親の児童扶養手当は自立まで5年間の補助金】
ひとり親の児童扶養手当も同じく、ひとり親の権利みたいに感じてしまうが(私もそう思ってた)、そもそもは自立まで5年間の補助金です。しかし子どもが18歳になるまで貰わないと損、という間違った概念が当たり前のようになってしまい、誰もそこに疑問を呈しない。結果、これも間違ったナビなので、子どもが18歳になった時、スキルもない、社会保障もない50代女性がたくさん生まれているだけになっている。

一番困るのは、ひとり親本人であり、その影響をひとり親家庭の子どもが受ける。

あまりにも戦後にできた制度を引きずり過ぎて、”そもそも”を皆が忘れてしまっていないだろうか?その弊害が今あちらこちらで出ている。私はひとり親に特化した情報が多いが、ひとり親だけを見ても恐ろしいことになっている。

ひとりひとりが見直していきませんか?と思うので、私も見直していきます。