女性が経済力を持つことは、自分を守ることであり、子どもを守ることであり、更には男性を守ること

週末の台風は私にも影響が多い。それだけ週末に動いてくれている会員さんが多いということ。
ありがとう。そして素晴らしい!



【「ひとりでは生きていけない」という思い込み】
女性の抱く恐怖心。
この恐怖心が、マグマのように蠢いているのに、誰にも見えていない気がしている。
女性活躍、女性の貧困、子どもの貧困、男性の生きにくさ、男性のプレッシャーなど、全部女性の抱く恐怖心を、もっと社会が理解した仕組みを作れば、かなり解決すると感じている。

妻に逃げられた夫の、言葉の怖さをたまにネットで目にすることがある。
これを自宅で、ふたりっきりでやられたら、私でも逃げるなと思う。

夫の言動に恐怖を感じるより前に、夫の言動に過剰に恐怖を感じるようになる要因がある。それが「ひとりでは生きていけない」という思い込み。家庭に入っている時期が長ければ長いほど、経済力の無さが自信を喪失させ、更に社会に復帰する自信も喪失させ、日々が辛くなっていく。

結婚当初は何でもなかった夫の言動が、1年、3年、5年、10年と経てば経つほど、一言一言が胸に刺さり、メンタル不全にまで陥る。経済力を持たない環境なほど、この傾向が強く、妻が経済力を持たない環境なほど、夫はそのことを責め立てる傾向も強い。

【女性が経済力を持つことは、自分を守ることであり、子どもを守ることであり、更には男性を守ること】
この状態のままでは、経済力を付けようと頑張っても、内面の自信の無さが表に出るので、面接も受からない。経済力が無いから恐怖心を感じているので、経済力を付けようと動き出すと面接が通らないという現実に、更に打ちのめされる。

この状態の女性には、社会復帰もサポートが必要です。本来の自分の60%程度しか承認できていない状態。

女性が経済力を持つことは、自分を守ることであり、子どもを守ることであり、更には男性を守ることにも繋がる。しかし社会が女性の恐怖心が生まれるメカニズムを理解し、仕組みを構築していかなければ上手く進まない。

本当に理解してくれている企業で働きながら、サポートを適切に受けることで、本来の力を発揮して女性は働くことができる。この仕組みの構築を急ぐ必要があると私は思っています。

母親が活き活きとしている家庭は幸福度に満ちていて、女性が活き活きとしている企業は業績を伸ばす。
女性が活き活きとしている国は、更に発展していく。今の日本はさてどうでしょう。