「普通」が「普通じゃない」ことを理解しなければ「普通」にしていると恐ろしいことに・・・
貧困高齢女性になる不安を持つ人、93%。
母親が不安を持っているとも、言える。それはこどもにとって良い環境だろうか?
【貧困高齢女性になる不安を持つ人、93%】
女性が「普通」にしていると陥る老後貧困。
これ、怖くないですか?
93%って、「普通」に生きてきた結果です。
しかし「普通」にしていることが悪い訳もなく、どうすればいいの?となる。
この「普通」が「普通じゃない」ことを理解しなければ、「普通」にしていると恐ろしいことになってしまう、という事実がある。
女性の生き方の「普通」という当たり前も変わった。
母親という存在の「普通」という当たり前も変わった。
にも関わらず、私たちの常識的な「普通」が変わっていない。
その結果が、貧困高齢女性の増加であり、その手前のメンタル不全。
その影響を大きく受けるのは、夫よりこども。
こどもを中心にすることは、素晴らしいこと。
しかし、それを男性視点で決めてしまうのが日本の悪いところで、結果母親を追い込む方向に向かわないかと危惧する。
【人間の幸福度は、誰かの役に立っていると感じること】
こどもが一番望んでいること、もっと考えましょう。
こどもは人間力は大人以上。
人間の幸福度は、誰かの役に立っていると感じられること。
こどもたちはお母さんとお父さんの役に立ちたいと純粋に思っている。
もっと役割をしっかり与え、その役割によって、自分(親)が助かっていること、幸福を感じていること、あなたがいてくれて本当に嬉しいことを、もっともっと伝えること。
なんでも言うことを聞いていたら、社会に出たら、「やりたくない仕事はしません」「会社が悪い」「もっと私を理解しろ」なんて言いだす大人になって、本人が生きにくくなるだけ。
保育園、働いていなくても預けられる方向に向かっているようです。これは素晴らしいと思います。
保育園で「ママ!」って泣いたっていいんです。見えなくなったら、ケロッと遊ぶ。こどもは今を生きているので、柔軟に対応できます。素晴らしいんです。
また、この瞬間の寂しさが、お母さんが誰よりも大切で、自分を守ってくれる人で、自分も守りたい人であることの理解を深めていく。
夕方お迎えに行った時に、お友達と楽しそうに遊んでいる。ママを見つけて、おもちゃを放り出して「ママ!」って走ってきて抱きついてくる。この瞬間の大きな喜び。これは朝の寂しさがあるから感じられる喜び。ずっと一緒だと経験ができない。
大好きな人に会えた時の、あの喜び。