この出会いが無ければ、今は無い、と思う出会いは多数ある
こどものこと、親の介護、女性にはいろんな役割があり、同時に働かなければいけない。10年会社を経営してきて、「うちの会社、みんな両立できてるじゃん!」って最近思う。理解し合えるし、良い意味で責任感高い人ばかりなので、結果仕事もちゃんとやってる。きっと女性の働きやすい企業のロールモデルになれる。
【この出会いが無ければ、今は無い、と思う出会いは多数ある】
2013年7月13日に、日本シングルマザー支援協会設立。
この時はまだ、会社員、退職前に設立してみた。してみた、くらいのノリ。
私は自分のことを「めちゃめちゃ運がいい」と思っている。スタート時、シングルマザーを題材にしたドラマが注目を浴びていた。今では馴染みがあるが、芸能人が「シングルマザーです」などと使うようになり、シングルマザーという言葉が浸透したのは、この頃だ。出だしから運がいい。
2011年の震災の時、「こどもの側にいたい」という想いは私でも僅かながらにあったが、側にはいられない。これが、働く女性が多く持つ罪悪感になるのだが、私もご多分に漏れず持っていた。震災の経験が、その罪悪感を払拭するきっかけに、私にはなった。
努力すれば、人間何者にでもなれる、なれないのは自分の努力が足りないだけ、と思っているが、自然には適わないとずっと恐怖に思っていた。が、実際に目の当たりにして、必死でこどもの元に帰るという経験をして、翌日、こどもたちと家にいた時、「私がこの子たちのためにやるべきことは、側にいることなのだろうか?」と、側にいたいと言う自分の気持ちに、逆に違和感を感じた。
自然には適わない。いつ何か起こるか分からない。それを怖がっているだけで、何ができるのか?それがこどもたちにとって良いことなのだろうか?と。
この時に、経済を回す側にいることが、こどものためだと思った。
ここから起業に向けて本格的に動き、2年半後の協会設立だった。
法人を見よう見まねで設立し、ホームページを知り合いに協力してもらって作成し、フォロワーを増やしてきていたブログを活用して、会員登録を開始した。直ぐに50名になり、100名となった(現在1万人超)。大した数字ではないが、私は個人的には「集まっている、嬉し過ぎる」と感動しかなかった。
この頃に私の前に表れたのが、現副代表の山木さん。当時ハローワークでキャリアコンサルタントとして勤務していた山木さんが、ジワジワと近づいてきた(笑)
この出会いが無ければ、今は無い、と思う出会いは多数あるが、最初の絶対的な出会いだ。