児童虐待防止法のことで意見交換会で出会った横浜市議会議員の斎藤たつやさんと、高橋のりみさん
相談業務をやっていると、「世の中いろんな人がいるなー」と思う。事実は小説より奇なり、という言葉の通り。しかし悪いことが起こるには法則がある。悪いことを更に悪化していくのは「依存心」「視野の狭さ」の積み重ねで起こる。「自立」していて「俯瞰」で物事を考える人は、小説の方が奇なり、だ。
【横浜市議会議員の斎藤たつやさんと、高橋のりみさん】
2013年7月13日に、日本シングルマザー支援協会を立ち上げたが、「何からやればいいのでしょうか?」という状態。なんとなく、「行政と繋がった方がいいのかも?」くらいの気持ちはあったが、知り合いもいなければ、仕組みも知らない。そんな時に、横浜市の市議会議員の方が、児童虐待防止法のことで意見交換会に、友達に誘われて参加した。
ほぼほぼ始めてみる議員さん。議員の方がいっぱいいた。そこで出会った横浜市議会議員の斎藤たつやさんと、高橋のりみさん。このお二人には、この後とてもお世話になる。
斎藤先生とのエピソードは、色々なところで話しているが、私がド貧乏の時、新横浜のプリンスペペでパーティーの配膳で、掛け持ちバイトのひとつとして働いていたことがある。その時に斎藤先生の結婚式があり、人生のどん底にいる私には、見たことがあるような人がいたり、ビデオレターが流れたりと、同じ場所にいるのに、遠い世界のような気がして倒れそうになっていた。暗闇の中の光のように、とても記憶に残っていた。
名刺交換をした時に直ぐに分かった。
「私、先生の結婚式の時、式場にいました」と、まるで参列していたかに聞こえる変な言い方をしてしまったような・・・ただの配膳です。
すでに9年くらい経っていたが、素敵な笑顔で「そうなんですね、偶然ですね」と飛び切りの笑顔で返してくれた時、私の中で辛かった時から、協会設立までの9年間が走馬灯のように流れた。頑張ってきて良かった、と思えた。
その後、横浜に事務所を置くことになる。
高橋のりみさんとも、この日に名刺交換した。数か月後、あざみ野のフォーラムで、シングルマザー向けの就職イベントを開催した時に来てくれた。この後、怒涛のごとく連れまわされる(笑)。私は実は人見知り。そうは誰にも思われないが、どちらかというとインドア派で、孤独が好きだ。のりみさんに連れまわされたのは、本当に有難かった。この時のご縁で、横浜は地元ではないが、色々な人と繋がることもできた。横浜という場所から、全国へと繋がることができるようになったのは、このお二人との出会いがあったからだ。