今一度、自分の幸福って何だろう?って考える時ではないか

今日は久々の愛されるコミュニケーション講座があります。コミュニケーションを学ぶ機会は、学ぼうと思わなければ無いです。今の社会を見ていると、コミュニケーションは小学生から教えた方が、みんなが生きやすくなるだろうと思う。何故なら、コミュニケーションとは、相手を理解する力だから。



日本の福祉に対して、私は大きく疑問を持っています
困っている人を守ることはとても大切だけど、困っている人がいなくなることの方がもっと大切なはずです。

しかし今の日本の福祉は、困っている人を、困っている状態で定着させ、何かしらの支援を求めるしか方法がない状況に追い込みます。一度困りごとに直面すると、ずっとその状態に定着するしか無いんです。そこから抜け出すことに対して、大きな大きな壁を作られてしまいます。

また、困るちょっと前に手を打った方が、その状態から抜け出すことは簡単なのに、「もっと困ってから来てください」というイメージです。ちょっと困っている状態で、そこから抜け出す方法を教えた方が、どうにもならず諦めて何かの支援に依存するしかない状態にはなりにくいのに。

結果的に、困っている状態になった方が「得」みたいな風潮も出来上がってしまった。もうこれは大変な状況です。誰も幸せじゃない。税金がどんどん高くなっていることにも影響しているでしょう。

みんなのクビが締め付けられて、誰も誰にも優しくなんてしている余裕が無くなってしまう、いや、もう無くなってしまった。

福祉とは、そもそも幸福と言う意味があります。ひとりひとりが幸福になるための考えです。しかし現在では、「公的なサービスにより生活をよりよくしていくもの」という意味が一般的となりました。

私たち日本人の、助け合い精神という素晴らしい感覚から生まれたものなのでしょう。しかし時代に合わなくなってしまったのに、まだ概念だけが強く残ってしまい、時間が経過するごとに歪みが大きくでてきた結果なのかなと感じています。

今一度、自分の幸福って何だろう?って考える時ではないかなと。私はシングルマザー支援なので、シングルマザーの幸福って何だろうって単純に考えると、「こどもたちが毎日笑顔で楽しくしてくれていること」です。その手前に自分の精神的余裕が必要だから、共感する仲間がいたり、経済的余裕も必要だから、自分の能力を高め、不安のない生活を作りだしていくお手伝いをしています。

ずっと誰かに頼らないといけない状態の中で、幸福度を感じることは難しいです。