「欲しい情報じゃないな・・・」とモヤモヤしている人が協会を見つけてくれます
シングルマザーの可能性を追求する、シングルマザー支援団体の代表の江成です。
自立したいシングルマザーが、本当に知りたいことって?
自立したいシングルマザーが、本当に知りたい情報を教えてくれる支援って、本当に無いんですよ。
個別相談の時に、自立したいシングルマザーの方が、本気の笑顔を見せてくれる時って、本当に知りたかったことに辿り着いた時だなと、日々感じます。
ありとあらゆる場所に相談に行っていたり、ありとあらゆるところの支援策を使っている人は多いです。私は最初の役所の窓口で諦めたので、自立に向かって努力している時に相談を使うことは無かったのですが、皆さん素晴らしいんです。諦めないんですよ。
私は諦めてしまいました・笑
自立したいシングルマザーが欲しい情報は、どこにもないと思いました。この事実があり、2013年に自分で日本シングルマザー支援協会を設立したんですけどね。
今、協会では年間人数で言うと1500名程の方の相談を受け、相談件数としては2000件以上になります。就労支援は年間100名弱。120万人シングルマザーがいて、その中で自立支援の必要性は6割に当たる72万人と仮説を立てているので、まだまだ自立できることを伝えることができていないなと反省しています。
既に自立している人が2割、福祉支援が常に必要な人が2割。自立支援が必要な人が6割、と考えています。
この6割に当たる人の支援が無く、福祉支援が常に必要な人と同じ支援策を伝えられるので、「欲しい情報じゃないな・・・」とモヤモヤしている人が協会を見つけてくれますが、「そうなんだ・・・」と伝えられた支援策を使うしかないんだと受け入れてしまう人の方が今はまだ多いのだと思います。
6割の仮説が多いとして、4割に変えても、それでも48万人です。シングルマザーの中で最もマジョリティーな部分が無いんですよ。シングルマザー側からではなく、労働市場から見ても、これだけの人が更に活躍できる場所を探しているんです。これは国にとっても有益なことではないでしょうか?
ということで、10年の活動の集大成として出来上がったのが「MES就職プログラム in Jカレッジ」です。