離婚したくてもできない、急に離婚と言われ慌てふためく

シングルマザーの可能性を追求する、シングルマザー支援団体の代表の江成です。



最近注目しているのが、若い夫婦の形「パワーカップル」
色々な定義があるようですが、一般的に夫婦共に年収700万以上となっているようです。

共働きというワードで見ると、妻の年収は100万未満が半数を占めるようです。ならば、年収に囚われず夫婦共に自立した働き方をしている夫婦を「バランスカップル」と呼び、収入の比率が片方に寄っている働き方を「アンバランスカップル」と呼んだ方が、一般的な家庭に置き換えられるのと、女性の社会進出度合いが一目で見えるなと感じています。

この結果を今で見ると、「バランスカップル」だった場合、女性が50代以上になって苦しい思いをすることは少なく、「アンバランスカップル」だった場合、離婚したくてもできない、急に離婚と言われ慌てふためく、などが起きています。

今の定義の「パワーカップル」だと、高収入の家庭の話しになってしまいますが、もっと夫婦共に稼ぎ、世帯年収を上げることで、それぞれが自分らしくいられることになると感じています。もちろん教育費も確保しやすいですし、老後費も準備しやすいです。

シングルマザー支援をしていると、50代以上の人がとても苦しそうだなと感じます。また苦しそうな人は、若い時に子育てを生活の中心にしていた人が多いです。

家族もそれを当たり前だと思っている。行政に相談に行ってもそれでいいと言われた。しかし実際に50代になったら、就職はもう遅いと言われ、キャリアが無い、年齢が難しいと、急に無理無理無理と言われだし、現実を見ることになります。

こういう人をもう出さないようにしたいなと、私は思うんです。