「本気で自立したい」と思っているシングルマザー

シングルマザー親子の自立を助ける団体、日本シングルマザー支援協会の江成です。



本日は、こども家庭庁にて講演をさせていただきます。
支援員向けの研修の中の講演です。

支援員は、直接ひとり親の方と話します。
その言葉は、相談者の今後の行動に影響を与える可能性が高いです。

多くのひとり親は自立できますが、自立の方法を知る術を知りません。
自立の方法を知る術が見つからないので、自立はできないと思い込んでいきます。

思い込むと、もう自立の方法を探すことはしません。
与えられる支援になれていくと更に、自立は難しいものになっていきます。

特定就職困難者の中で、唯一ひとり親には支援の終わりが明確にあります。こども18歳、ここで終わります。
こどもが18歳になると親は40代半ば以降になっていることが多いです。

ここまで支援の枠の中にいた人が、この年齢で自立をしなければいけない状況になっても、自立はかなり厳しいです。若さも無ければ経験も無い。ひとり親の多くが、無意識にこの状態になってしまうんです。

自立は投資と同じ。早く始めれば難しくなく、時間と若さを強みとして計画的に焦らずに進むことができます。

ひとり親支援も、いろいろな考え方があっていいと思います。その中で、今までスポットが当たっていなかったのが、「本気で自立したい」と思っている人たちでした。しかも、この意識の方が最も比率的には多いんです。最も多いところの支援が無いなと思い、日本シングルマザー支援協会は設立時から、自立支援に特化した活動をしています。

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