こどもの未来を創る親として、シングルマザーの自立を考える、日本シングルマザー支援協会



愛されるコミュニケーション講座では、母親が働くことが、こどもに与える影響が良いというエビデンスの紹介をしています。参加される方は、子どもの未来を創る親という意識のある方なので、一生懸命働いている方が多いです。だからかホッとされます。

母親が働くことで離婚が増えるとか、こどもが可哀そうなどという、神話チックな事の方を信じてしまう人が多いですが、そもそもこの神話を守るためなのか母親が働くことのメリットはあまり研究すらされていません。

これ自体が男性優位社会の現れなんだろうなと。しかし、このことで男性も苦しくなっている。が、そのことに気付いていない。と感じています。

１０年シングルマザー支援を続けながら、シングルマザーとして５人のこどもを育ててきた自分の経験を踏まえても、働かないと言う選択肢がない母親は多いです。また、母親が経済力を持つことで、家庭が円満になる事例も多い。

良いことは報道もされないし、身近に事例がない限り知ることは無いですが、少なくとも年間1000人を超える方の相談を受けている身としては、女性が経済力を持つことが、全ての人を救うことに近づく策だと思っています。

本来、お金があるとかないとかと幸福度は関係ないですが、お金がないと何もできない、普通の生活すらできない社会になってしまったので、お金があるないで幸福度が変わってしまいます。そのことに左右されずに生活できる人は、他人とも比較しない、確固たる自分軸を持つ、強固なメンタルの持ち主となります。この人なら、何をしたって、どこに居たって幸せです。

お金があるないで幸福度が変わるけれど、お金が稼げない立場のままの女性が多く、これも女性がメンタル不全に陥りやすい要因となっています。

メンタル強化も難しく、お金を稼ぐことも難しい。これではネットで誹謗中傷を言いたくなる人が増えるのも仕方ない。

メンタル強化は親が子育てを学べばできること。お金を稼ぐのは社会から離脱しなければそれなりにできること。今はこの２つのことを広げていくことかなと、私は思っています。

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