自己責任の上にある家族というあり方

シングルマザーは世帯主
シングルマザーの自立には方法がある
無理なく自分らしく生きるために、働き方から見直しましょう



シリコンバレー在住の日本人のシングルマザーの方に、日本のシングルマザーの現状を聞きたいと連絡をいただき、zoomでお話しをさせてもらいました。

この機会に、アメリカの離婚事情も聞いてみようと思い、色々と話を聞かせてもらいました。

私の見解から言うと、日本は感情で物事がうまく進まないということ。
意外でしたが、法律的な決め事はそれほど変わらない。しかし結果が全然違う。

私は女性から話を聞くことが多いので、夫が怖くて実家に帰り、離婚調停を立てるが、夫が離婚に応じない、ということがとても多いです。男性側から見ると、この一部が連れ去りと見えるのだろうと思います。

双方の良い分がまとまらないので、、または離婚したくない側が認めないことで、離婚ができないのが日本ですが、私が聞いた方の州では、離婚を片方が言い出した場合、結果必ずと言っていいくらい離婚になるのだと。

嫌だという人がいる以上、離婚になる。

日本にない考え方としては、収入の低い側のサポートを、収入の高い側が数年程度することも調停で決めること。例えば大学や専門学校に行く費用を元パートナーが出す、自立できるまでの期間の生活費を負担するなど。この考え方は、家族という考え方の違いなのだろうかと、現在の状態、収入が高いことも、低いことも、家族の形の中の役割だったという風に私は認識しました。夫婦だった期間で出来上がったのは財産だけではなく、その方の社会的立場も夫婦であることに関係するので、その再生までを元家族で責任を持つという考えかなと。

私はアメリカのことを全然知らないので、この時に感じたことだけですが、自己責任の上にある家族というあり方と、依存の上にある家族というあり方の違いなのかなと。

災害が多い国だからこそ、自助・共助・公助の意識が高い国民性がある。しかし今は自助(個々の自立)を拒む傾向がある様に私には見えます。自助を取り除いたら、共助も公助も成り立たない。今まさに成り立たなくなっているのかもしれない。

シングルマザーの自立支援を10年続けてきて思うこと。自分自身が真剣に自立と向き合ってきた経験から思うこと。

親が自立していることは、子どもにとって重要であるということですね。

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