もっと子育てに関わりたかったんだろうな

シングルマザーの自立をとことんサポートする、日本シングルマザー支援協会の江成です。



休眠預金事業の分配団体として、実行団体の公募を開始していて、たくさんの企業・団体の方に応募してもらっています。ありがとうございます。嬉しい限りです。

全て面談をさせていただいてる中で、シングルマザー支援への熱い想いを感じる方も多くて、感謝感謝の日々です。

先日印象深かった出来事がありました。
応募いただいた企業の代表の方が、原体験を話してくれました。その方はひとり親家庭で育ったそうです。経営者だったお母さんは頑張って働いていたので生活は困ることはなかったそうです。自分も大人になった頃「母親はもっと子育てに関わりたかったんだろうな、と思うんです」って。

この言葉を聞いた時、私泣きそうになりました。
子どものために一生懸命働いて、何不自由させずに育てることができた。これはこれで幸福度が高いですが、母親としてはもっと子どもの側にいたかったなという気持ちは絶対にある。

これは後悔とは違うんです。ずっと子どもの側にいることを選択して貧困になることは避けたくて世帯主として働くことを選んだ。だからこそ何不自由のない、ストレスの低い生活ができたことは誇らしい。

と同時に、子どものいろんな最初を見たかったな・・・という思いが残るのも事実です。

全てが手に入るわけではないので、自分で選択したことに誇りを持って生きていける一方で、選択しなかった方もふと考えると、出来なかったこととして、夢みたいな気持ちは残りますね。

しかし素晴らしいお母さんに育てられた方で、ご自身のビジネスも順調で、社会貢献度も高いお仕事でした。

頑張るシングルマザーに育てられた子どもたちの未来、大したものです!!!

★シングルマザーチャンネル★