シングルマザーの自立の達成を繋ぐバトンになっています

シングルマザーの自立の達成とは、自分で働いた収入内で生活ができ、更に未来のために貯蓄ができている状態をいいます。


シングルマザーの自立をとことんサポートする、日本シングルマザー支援協会の江成です。



「ワタシのミライ相談」
日本シングルマザー支援協会の相談の名称です。
相談とは、今の悩みや不安から見えてくる、解決すべきことを見定め、相談者が望む未来へと進めるように、行動指針を提案する場所です。

同じような悩みだとしても、不安に感じることの違いなどから、行動指針は個々によって全然違う結果になるのが普通です。

協会の相談を分類すると、2割が就労支援、4割が継続支援、4割が勇気付け支援、これが大分類です。

就労支援は言葉の通り、就職・転職に向けた支援となります。その方の適正に合った仕事の中で、性格的特性に合った仕事、更に生活が安定する仕事を見つけていき、見学、面接、就職までと、更に更に就職後の定着までをサポートしています。

このゴールは「長く楽しく働く」となり、仕事を前向きに捉え、生活がその人の価値の中で安定している状態になります。

継続支援はいくつかパターンがあり、就職に向けて働く環境を作っていく必要がある方のサポート。子どもとのコミュニケーションや、社会を知るためのパートなどの仕事を外側でサポートしたり、不安が強い人が不安になる時の話し相手だったり、離婚までの準備期間の相談相手となったりと、多種多様です。

日本の女性は家庭に入るとメンタル不全に陥りやすいです。そこからの社会復帰の恐怖心は理解されにくいです。理解されない間に更にメンタル不全に陥ってしまい、社会復帰が遠のいてしまうので、有望な人材の損失として考えると、社会に与える影響も計り知れないです。ここは正直、女性のためというより、社会全体に貢献する活動だと感じています。

そして「その支援いる?」と思われそうな勇気付け支援。これもとても大事です。女性活躍に本気で取組みたいと考える自治体や企業は、ここ疎かにしてはいけないです。

「今のままで大丈夫ですよ」と伝えるんです。
しっかり働いているから、その人は大丈夫、なんてことはない。特に女性は。真面目な人ほど真面目に悩んでいます。社会の評価の方法が、女性には分かりにくいし、評価されていると感じ安心できる施策になっていないことが多いです。

ただ「大丈夫」と伝えるのではなく、質問を重ねながら、思考を読み解いたり、今の状態から未来がどう予測できるかと、不安があると本人が予測できない冷静な予測を、しっかりと伝えてあげること。勇気付け支援によって、昨日と同じ行動に、安心感が備わることでパフォーマンスが上がるので成果がでやすくなっていきます。

勇気付け支援は、相談者本人が成果を感じやすく、相談者の方から後日、嬉しい報告をもらうことが多いです。

勇気付け支援が無かったら?
不安の中で仕事を続けていることで、パフォーマンスは上がらないので成果もでにくく、ちょっとしたことで仕事が嫌になったり、メンタル不全に陥ったりする可能性も高いんです。

この3つの支援を「ワタシのミライ相談」でしています。
相談業務は寄付金を活用しています。

相談者の方にも、安心して相談が無料で受けられるのは、寄付金のお陰だということを理解してもらい、感謝が生まれ行動促進に繋がるのも感じています。負ではなく、正の連鎖です。

嬉しい出来事として、勇気付け支援の方は相談者本人が成果を感じやすいのですが「感謝の気持ちを込めて」と相談者から寄付をいただいたことも何度もあります。

これは自立の達成を繋ぐバトンになっています。

★シングルマザーチャンネル★