「真実を知り伝えたい」のか「この仮説通りに答えてくれる人を探している」のか

シングルマザーの自立の達成とは、自分で働いた収入内で生活ができ、更に未来のために貯蓄ができている状態をいいます。シングルマザーの自立をとことんサポートする、日本シングルマザー支援協会の江成です。



昨日取材を受けました。取材を受けた時、記者の方が「真実を知り伝えたい」と思っている時と、「この仮説通りに答えてくれる人を探している」時で、話のしやすさも全然違います。

昨日は、「真実を知り伝えたい」と思っている方だと思いました。私も自分の考えを整理することができ、お陰様で有意義な時間となりました。

「何故?シングルマザーは貧困なの?」という素朴な疑問からの取材は意外とない。ていうか全然ない。
「貧困でかわいそうですね、誰が悪いんですか?」みたいな質問が多い。

いやいや、それでは根本解決にならないし、誰かを悪者にしても、貧困脱却の方法なんて見つからないし、更にシングルマザーは貧困が当たり前・・・みたいな雰囲気を作ることになるので止めて欲しい、と私は思っています。

もっと「シングルマザーの自立には方法あって、難しくないよ」と言う人が増えて欲しいです。

課題は3つです。
1,女性の意識改革
2,中小企業の意識改革
3,保育園、学童問題

私の中ではこの3つが大きいなと思っています。現状は1,女性の意識改革のみで頑張っているところがあり、2と3は個人や一企業でどうにかなることではないこともあり、1,女性の意識改革だけでできることをやっていますし、それでも充分できます。

女性が変われば社会は変わる。そこがスタートになるのだろうと。社会は後からついてくることだと感じています。また、それを楽しめる女性がどんどん増えています。

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