24時間テレビのやすこさんの生い立ちを知って思うこと
シングルマザーの自立の達成とは、自分で働いた収入内で生活ができ、更に未来のために貯蓄ができている状態をいいます。シングルマザーの自立をとことんサポートする、日本シングルマザー支援協会の江成です。
24時間テレビのマラソンランナー。やすこさんの生い立ちを始めて知りました。母子家庭で生活が苦しく、児童養護施設に子どもを預けた。18歳まで過ごしたということは、引き取ることも出来なかったんですね。
辛い経験は、ある意味素晴らしい経験です。活かさなきゃ損。勿体ない。
それを体現した方だったんだなと、多くの子どもたちの希望であり目標になれる人ですね。
私は、だからこそ母親の経済力を上げたいと思い、活動をしています。
私自身、12時間に1時間の睡眠で働いた時期もありました。時間に追われ、子どもの世話も間々ならず、苛立ちと悲しみと情けなさの感情が入り交じって、誰にも優しくなんてできなくなりそうでした。
ただ気付くことができたんです。「この働き方がいけないんだ」と。時間の切り売りは長く続けられない。年齢も上がってしまい、いずれ絶望が訪れます。自分の可能性なんて、1ミリも無いと感じるようになってしまいます。
その手前で世帯主としての意識を持ち、世帯主としての働き方を知り、世帯主しかいない世帯としての子育てをする。
今、この方法を教えてくれる機会がほとんどありません。「かわいそう」で括られてしまいます。それは一生「かわいそう」な状況でいることにも繋がってしまう。これもまた、ずっと不安の中にいることになり、いずれ希望を失います。
子育てをしながら働きやすい社会か、と言えば、まだまだです。これも大きな社会問題です。だからと言って社会のせいにしていていい訳でもない。結局被害は女性に向き、それは更に子どもに向きます。子どもとなると、男女関係ありません。
子育てをしながら働きやすい社会ではない中でも、実現させている企業も少なからずあります。そこに集中して女性が集まり、その結果を社会全体に見せていくことが今必要だと感じます。
ママベストパートナー企業は、実現させている企業であり、協会の会員の女性も、実現させている女性たちなんです。
★シングルマザーチャンネル★