「小1の壁」実態把握へ、こども家庭庁が初の全国調査…親のキャリア形成に影響

不安のない生活を目指すシングルマザーと、女性の可能性を信じ、共に成長を目指す企業が集まるコミュニティーです。日本シングルマザー支援協会が目指す自立の達成とは、自分で働いた収入内で生活ができ、更に未来のために貯蓄ができている状態をいいます。
シングルマザーの自立をとことんサポートする、日本シングルマザー支援協会の江成です。



「小1の壁」この実態を調査というニュースは、ちょっと心が躍った。
結婚や出産でキャリアを捨てる女性は少なくなったと思う。女性が働くことが当たり前になり、家事や育児に参加する男性も増えた。しかし、この小1の壁は、なぜか無いことになっていた。

なぜだろうと考えたこともあった。マザーズハローワークで働いた経験もある副代表の山木さんにも聞いてみた。その時に言われたのは「一瞬のことだから、課題になりにくいのかもね」と。確かに、成人までの子育て期間18年の中の、たった5ヶ月(夏休み明けまでと考えると)くらいのこと。最初の子の時は驚くが、二人目からは「当たり前のこと」として準備したり、両立はできないと家庭に入ってしまい抗わない人も多いのだろう。

また、幼稚園ママでも、この小1の壁の事実を知らない人も多い。それくらい、話題にならない個人的なこととして認識しているのかもしれない。

しかしこれは、まさに男性社会が作り上げた社会問題です。

女性も働くことが当たり前になり、子育ても社会の仕組みの中で考えていかなければならない。その一歩になるくらいの調査になるかもしれません。

子育てがしたい!という本人と家族の強い想いで家庭に入る場合でも、キャリア(経済力)を持たない女性に待ち受けるリスクも家族全員で理解する必要がある。それを求めた、または許したパートナー(夫又は妻)も、そのリスクを一緒に理解し、万が一離婚という選択肢があった場合のことも、話し合いができる時に決めておいた方がいいでしょう。

それだけ専業主婦(夫)にはリスクがあります。同時に、子育てを家族だけに依存しない、社会の仕組みも早急に作って欲しい。

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