「できない」を「できる」へ みんなで伝えようシングルマザーの自立
「できない」を「できる」へ、日本シングルマザー支援協会はシングルマザーに届く情報の質を変えていきます。
シングルマザーの自立支援に携わって11年。その前に自分自身がもがきながら自立した経験10年。
どう手を尽くしても、国がお金を出しても、何故解決しないんだろう?という疑問が年々湧いてきたんです。シングルマザー自身は、私もそうだったように皆さん「自立したい」「こどものために経済的に困窮だけはしたくない」という。しかも協会で支援した方の多くは色んな形で生活を安定させていく。
なのに何で何だろう?
個別相談の分析や、ひとりひとりに寄り添って本音を聞いて行く中で、あるひとつの答えに辿り着きました。
「情報格差だ!」
そんな答えが見えた頃、厚労省が出した貧困率改善のデータに「ひとり親世帯の特徴として貧困率は他のカテゴリーと同じく改善しているが、最貧困層の増加がみられた」というものを見つけたんです。
あれ、格差社会になると言われているが、まさかのひとり親世帯内からはじまった?と。この時驚くというより、私自身はしっくりきました。「やっぱり情報格差が格差社会を生み、それがひとり親世帯内に顕著に表れたんだ」と。
「かわいそうな人たち」と言われることに、ちょっと違うな・・・と感じている当事者は多い。
「仕事頑張りたい」と言っても「無理だよ、こどもかわいそうだからパートくらいがいいよ」と言われて自立を諦める人が多い。
言ってくれる人たちも本気で心配してくれているから、そこに疑問を持たずに「そうだね」と行動を抑制してしまう。
こういうことの結果が今のシングルマザーの現状に繋がっています。
ただし、シングルマザーと言ってもいろんな人がいるので、今の与えられる支援も重要であることは間違いない。だからこそ私たちは、「できない」という情報と「できる」という情報の比率を5対5にしたい。今は「できない」という情報9割で、「できる」という情報が1割くらいのイメージです。
実際に個別相談をしていると、新卒から同じ会社でキャリアを構築してきたシングルマザーに貧困者はいないです。
正社員へと就職支援をすると、ほとんどの方が生活が安定します。
こどもを中心とした働きかたではなく、世帯主として家計を担える働き方へとシフトした方も生活は安定していきます。
今回のクラファンは、「できる」という情報を1割から5割にすることを皆さんの応援して欲しいと思って立ち上げました。
その結果、自立が出来る人が増えますし、こどもたちの未来も拓けます。
ぜひ応援お願いします。
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