50歳からの自由な人生、世帯主になれない妻側には待っていない

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シングルマザーの自立「できない」から「できる」へ。会員さん紹介

現在、クラウドファンディング中ですが、このプロジェクトをやろうと思った想いに、50歳前後の女性の困った顔をどれだけ見てきたか!がある。

皆さんこの時同じ後悔をする。
「働き続けていれば良かった・・・」
みんな同じなんです。

しかも、優秀な人ほど後悔を表します。
誰が悪い、何が悪い、など他責になどならない、何故今こんなに苦しいのかの理由がわかるから。

子育て中の若い時に、「母親が働くのはこどもがかわいそう」「女性はパートくらいがちょうどいい」など、「自立はできない」との意味合いのことを多くの人に言われ、自分でも「そうかも」と思ってしまった結果が、50歳前後の後悔に繋がっています。

家庭にいる女性がメンタル不全に陥りやすいと言うデータは、最近はアカデミックな方からの意見として出始めています。結局、経済力が無いことで、不安や不満の多い生活を送っている方が多いのです。最近は男性でも増えていますね。無敵の人などと言われますが、日本の治安が揺らいでいるひとつの要因であることは間違いないかと感じています。

男性は暴力的になる人もいる。女性はメンタル不全に陥る人も多い。

恐ろしい言葉を使った誹謗中傷の犯人が、中学生の女の子だったという記事を見て、私が感じたのは親の影響です。親の日々の何気ない言葉は洗脳に値します。不安と不満をずっと抱えている親が、毎日どんな言葉を発し、こどもたちを洗脳していたのだろうか?と私は思いました。善悪が分からなくなるでしょう。

シングルマザーの話しでは、児童扶養手当の範囲を超えて働くのは損だという意見が散見しています。そう信じている人も多い。短期でみたら損に見えても、長期でみたら逆転します。今の4万円を優先したひとは生涯年収を7000万損します。

この損失は50歳以降の自由度や老後に大きく影響してきます。貧困者の多くが高齢者ということを考えても、老後も自分で考えていかなければ誰も助けてくれません。個々の自立と計画性が重要となっています。

耳の痛い話しが多いですが、逆で、長期的に計画を立てていけば問題は起こりづらい。そのひとつに女性も夫が居たとしても世帯主脳で考えて生きた方が、自由で不安の少ない生活が送れることになります。

昨日、ある企業の方と話していて、日本は完全に「個」にはなりにくい。やはり「家族」だろう。しかし昭和初期とは違い、柱である世帯主がいてぶら下がり、世帯主が一生生活を見ていくという仕組みではなく、大人はみな世帯主であるという「個」の集まりが「家族」、という形が健全な「家族」の形になったのだろうと。

50歳前後に、夫から離婚を突きつけられる女性が以外と多い。既に冷え切った夫婦関係を何年も、何十年も送ってきている。こどもの教育費が見えた頃、夫は「そろそろ自由になりたい」と思うようです。しかし、妻は違う、そこで放り出されても自立ができない。たぶん、ここは私は男性ではないのでたぶんですが、夫は離婚で妻も自由になれると思っているのかもしれない。確かに冷え切った夫婦関係からは自由になれるが、別の経済的不安が襲い掛かる。

50歳からの自由な人生など世帯主になれない妻側には待っていない。この状態もまた、メンタル不全に陥るのは容易に想像できます。

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