働く母親になろうが、専業主婦になろうが、自分で選べばいいだけ

経済的に自立して、こどもの可能性を伸ばしたいと思う女性のための情報発信をしています。

シングルマザー紹介:やらないで後悔するより、やって失敗して学べばいい

■養育費保証があって良かった■
4月19日は「離婚アレコレセミナー」でした。
もう長いこと継続的に開催しているセミナーです。
養育費保証サービスを「当たり前」にしようと取組んでくれている、株式会社Casaさんにセミナーをしてもらっています。本当に有難い活動です。この数年でも、たくさんの会員さんに「養育費保証があって良かった」というお声を聞いています。

対象者は、離婚を考えている人、養育費に不安を抱えている人、離婚後の自立の情報を知りたい人などです。

養育費に関しては、間違った情報も多くて、離婚前だと未知すぎてわからないし、離婚後も毎月不安を持っている方も多い。また、離婚は自立と背中合わせです。自立についてもお話しをしています。

■専業主婦が肩身が狭い?■
女性が働くことがデフォルトになった今、「専業主婦が肩身が狭い」などというコラムを目にしますが、そこじゃないだろうと思います。

私の子育ては36年前。たった36年前でも「子どもがいるのに働くの?」と言われました。私は母子家庭で育ったこともあり、母親が働く姿をずっと見てきたので、それは当り前のことでした。そのお陰で生活ができていたことも理解していました。

こども5人育てながらもずっと働いてきて「えらいですね」なんて言われたことも、「こどもがかわいそう」と言われたことも何度もありますが、私が働くということを選択しただけのことなので、「いろんなことを思う人がいるんだな・・・」しか感じませんでした。

私は全員娘で、全員結婚してこどもがいますが、こんな親や祖母を見て来ているので、家庭に入りたいと言う願望を持っている子はいません。それが良いとか悪いではないですが、時代背景を考えると、こどもたちは苦しまずに済むだろうとは感じています。

■働く母親になろうが、専業主婦になろうが、自分で選べばいいだけ■
寿退職なんて言葉が当たり前だった時代でも、働く女性はいました。今は逆になっただけで、どちらにしても100%にならないのは、最終的には個人が選択できるからです。いつの時代も、働く母親になろうが、専業主婦になろうが、自分で選べばいいだけです。

ただし、昭和的感覚のまま、何となく専業主婦になってしまうのはリスクが高すぎます。これからは夫婦でじっくり、深く話し合って、お互いに納得いく役割を最初に決める。経済力を持たないことはリスクであり、依存に繋がるので、女性側が将来的に不利になる可能性が高い。現に今の50代以上にそうなっている人がとっても多いです。

そこも含めて、しっかりじっくり夫婦で話し合う。ここも誓約書を書いてもらった方がいいかもしれません。それくらいリスクです。

職業選択、夫婦の役割分担など、新しい価値観を持つ必要性が高まっているのでしょう。



追跡取材:シングルマザーの移住