不安が強いと感じてしまうと、採用もされにくく、評価もされない
女性の経済的自立について情報発信をしています。
■女性の不安をネガティブだと受け取る風潮■
女性活躍が進まない根本的理由は、女性の不安をネガティブだと受け取る風潮にある。この課題、ようやく私自身も確信に思えるようになった。女性の不安は、ネガティブな感情ではなく、ただ単に特性である。あまりジェンダーフリーで考えると、性別の特性が無視され生きづらくなるので、本質は抑えておいた方がいいと私は考えます。
もちろん全ての女性に現れる特性では無いですが、社会から離脱している女性には表れやすく、今の情報過多社会でも現れやすいのだろうと考えます。
■不安が強いと感じてしまうと、採用もされにくく、評価もされない■
しかし、女性の不安に対応する制度やマネジメントがない。不安が強いと感じてしまうと、採用もされにくく、評価もされない。自分を理解してもらい安全を感じられる場所で、自信を取り戻し、本来の能力が発揮される。が、この仕組みが無い。ここが根本的理由だと感じる。
確かに時間もコストも掛かるので、この段階の必要性が理解されないと進まないのは理解できるが、もうそんなことを言っている時ではない気がしています。
■社会から離脱している女性の不安への理解と、それを払拭する仕組みへの理解を広めたい■
女性の不安の払拭を取り入れた仕組みとしてMES就職プログラムを開発しました。自立まで数年掛かる方もいるし、3ヶ月程度の方もいます。それでも自立ができる。自立した後に、安心できる生活になった方を見る機会が増えれば増えるほど、社会から離脱している女性の不安への理解と、それを払拭する仕組みへの理解を広めたいと感じます。
それはネガティブなことではなく、普通のこと。長い時間食事をしていないと、お腹が空くのと同じこと。長い期間社会から離れていると、不安が強くなる、傾向があるだけ。