夫を楽にすると妻は自由になる?

女性が社会で自分の居場所を見つけることは、多くの社会課題の解決に繋がります。

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15日のメルマガ掲載の「できないをできるへ変えたシングルマザー」でご紹介した方のエピソードを少しお話しします。

■「今を凌ぐためだけの忙しい人生」から「未来を作るのが忙しい人生」へ一日も早く舵を切ってほしい■
本日ご紹介する会員さんは、福岡県在住の有田さんです。最初の協会の相談の時点で47歳派遣、夫はあまり働かない人で扶養に入れている状態で、間もなくこどもたちは大学生になるという危機感溢れる時期でした。
「この年齢で正社員は難しいけど、できなくはないよ」と伝えながらも、覚悟を持つには少し時間が必要だった様子。しかし決めたらすごい、50歳になるまでに夫から自由になる、こどもたちの学費を稼ぐために正社員になると決め、年収1.5倍へ。
老後費用も今まで頑張ってきた成果で確保もできる計画。50代は老後までがある程度計画ができている状態に持って行くことが大事です。有田さんは短期間でそれを達成させました。
50代は結果が出る年齢。そこを目標に動かれたことが今の結果を生みました。素晴らしいです。

<有田さんコメント>
40代は、目の前の忙しさだけで精一杯で貯蓄もできず、働かない夫が稼げるようになる日を派遣で働きながら応援しつつ待ってしまいました。
47歳になった時、このままでは子どもが大学に進学できない、どうしよう!!という状況に陥ってしまいました。
協会に登録し、叱られ励まされ諭され背中を押されて派遣切りを3回経験しながらも就職活動を続けた結果、想定外の業界に正社員として入職して現在2年目になります。
48歳で安定した給与をバックに別居実現、49歳で離婚調停、副業開始準備、とやるべきことを進め、未来志向の50代スタートを目指しています。
二人の子どもが社会人になり、自立する2029年まで、時間もお金もギリギリですが、もう頑張る以外に道はないという覚悟ができているので、頑張ることができています。
子どもが自立する頃、自分は54歳で定年退職までまだ10年以上あるので、54歳からは自分のためにも頑張ってみよう、と今も毎日メルマガを読んでいます。
今、一歩踏み出せないでいる方にも、ぜひ協会に背中を押してもらって「今を凌ぐためだけの忙しい人生」から「未来を作るのが忙しい人生」へ一日も早く舵を切ってほしいと願ってこの文を書きました!運命を変えるきっかけと勇気をくださった協会には感謝でいっぱいです。

■仕事が好きじゃない男性も多い■
「夫がどうにかしてくれる」という想いがあると、自分が頑張り過ぎてしまうことも間違っているのではないかと思うこともあります。40も過ぎた男性が、家族のためや自分のために働けないのは、もう無理です。早く諦めた方がいいです。

夫のことも支えて一生添い遂げることもできるし、夫を分かれてこどもたちの未来を自分で作ることもできる。自分が覚悟を持てば、選択肢は2つになります。選択肢は多いのは、多くの人が求める『自由』の証です。

何百例の夫婦の形をみていると、仕事が好きじゃない男性も多いなと感じます。仕事が好きじゃない=やらされている、という思考になるので、妻より自分が我慢をしていると感じやすいし、妻は俺のお陰で楽をしているのに、俺に感謝しない、という不満に溢れ、客観的にはモラハラになりますが、本人は自分は我慢していて妻は楽をしているので、絶対にモラハラじゃなく、感謝される立場だと感じています。

私はこの根本的な原因は「仕事が好きじゃない」だと思っています。

またこの問題が起こりやすい夫婦両者の考え方に性別役割分業意識の強さがあります。お互い「夫はこうあるべき」「妻はこうあるべき」という相手への期待が強いです。

■まとめ■
「夫を楽にすると妻は自由になる」と私は考えるようになりました。こどもの頃からずっと女性の方が精神年齢が高いと言われています。それも正しいと思うので、「妻が、夫がどうしたら楽になるのか?」を先に考える方が、自分が自由でいられると感じています。楽にしてあげた夫が、気持ちよく働いてくれるようになれば家計的にも夫婦関係もよくなります。楽にしてあげた夫が、もし存在価値が無くなったら、その時はまた別々の人生を考えることも選択肢にいれることもできます。