【第16回】“変化を望む”から“行動する人”へ




『女性の自立は社会の未来を変える 〜機運醸成の時代に生きる私たちへ〜』

シングルマザー紹介:自分の考えだけではたどり着けていなかった

「こうなればいいのに」と思う前に「もっと制度が整えば…」「理解ある社会なら…」
そう願うこと自体は自然なことです。でも、その願いを胸に留めたままでは、何も動きません。

■社会を動かすのは、“小さな行動”■
今、必要なのは「待つ人」ではなく「動く人」。
小さな一歩が、周囲に変化をもたらし、やがては社会全体の流れを変えていきます。

たとえば――
・週3日の勤務から始めた女性が、半年後に正社員へ。
・「誰かに相談してもいい」と思えた瞬間に見えた、道の広がり。
・小さな成功体験が、自信となり、自分を信じられるようになった変化。

行動は、未来を変える一歩目です。

■「やってみた自分」を、誇れる社会に■
「どうせ私なんて」「うまくいくはずがない」
この言葉、子どもたちが聞いています。

そんな言葉よりも――
「やってみた自分、ちょっと誇らしい」そんな気持ちで満たされた社会にしていきたい。実際に女性は、自分が思う以上に、社会に企業に貢献しています。もっと自信を持つこと、自分を知るだけで、本人も楽になれます。

私たちひとり一人の小さな行動が、未来を変える力になる。それが、女性の自立が社会を変えるという本質です。

 

次回は、「“ひとりで頑張る”の限界と、“誰かと進む”選択肢」というテーマで、自分の人生をもっと軽やかにする“つながりの力”について、お届けします。