性別役割分業という社会の価値観が今も強く残っていることが・・・




日本ひとり親就労推進協議会

久しぶりのブログ更新になりました。
気付けばもう師走。気持ちもどことなく忙しなくなる季節ですね。

この間、私たちは「日本ひとり親就労推進協議会」の立ち上げに向けて大きく動いてきました。
シングルマザーの“自立への道”を、個人の努力任せにせず「社会の仕組み」として整えていくために取り組んでいます。


◆女性が自信を失いやすい社会構造

今の社会の中で、女性は自信を失いやすい状況にあります。
まるで“鋼のメンタル”を持っていなければ自立できないかのような現状。

ただ自分の人生を切り拓きたいだけなのに、それが難しいことになっている。
能力が足りないからではありません。
実際には、多くの才能が“埋もれたまま”になっているのです。

その根底には、性別役割分業という社会の価値観が今も強く残っていることがあると私は考えています。


◆日本の未来は、実は身近な人材にある

「外国人労働者を入れた方が簡単だ」と考える企業が増えていることは、私は不安材料だと感じています。

なぜなら、目の前にいる人材…
つまり、身近なシングルマザーや専業主婦など、女性たちの力を活かし切れていないからです。

彼女たちが輝ける社会を作れるなら、同時に人口減少や少子化の解決策にもつながる。
最近は、その可能性を強く感じます。


◆120万人の「実証実験」

日本には約120万人のシングルマザーがいます。
この規模での支援や仕組みづくりが進めば、日本社会の課題解決の「実証実験」としての効果が明確に見えてきます。

もっと多くの方に、この視点を知ってほしい。
少しずつでも理解が広がれば、社会は確実に変わっていくと信じています。


◆シングルマザーの課題は2つ

  • 経済

  • 孤独

この2つを「仕組み」で解決していくことが、私たちの使命です。

子どもの未来を創るのは大人。
自分の未来を創り、その背中を子どもたちへ見せていく。

日本シングルマザー支援協会
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