子どもが熱を出した朝、一番つらいのは「職場への電話」じゃないですか

「また休んでしまった……」
朝、保育園や学校から電話が来るたびに、仕事のことが頭をよぎる。職場への申し訳なさ、同僚の目、積み上がる有給残日数——シングルマザーなら、誰もが一度は経験する「あの罪悪感」です。
■ よくある困った事例
面接時に「子どもが熱を出したら当日欠勤する可能性がある」と伝えて採用されたにもかかわらず、担当者が変わった途端に出勤日数を減らされ、「辞めてもらうかもしれない」と言われた ——そんなケースも実際にあります。
子どもが体調を崩しやすく休みや早退が続いた結果、上司から「子育てに専念したほうがいいのでは」と暗に退職を促されたという事例も少なくありません。
また、有給を付与からわずか1ヶ月で使い切ってしまい、その後は欠勤扱いが続くという状況に追い込まれる方も多くいます。
■ シングルマザーあるある
- 朝は元気だったのに、出勤直後に保育園から「熱が出ました」の電話
- 職場に電話する声が、自然と小さくなってしまう
- 休んだ翌日、職場に入る前に深呼吸が必要になる
- 子どもが回復してきた夜、ほっとしながらも「明日また熱が出たら……」と不安になる
■ それでも退職してしまうケースがある現実
欠勤が続くと、精神的に追い詰められていきます。「迷惑をかけている」という罪悪感が積み重なり、職場の雰囲気がぎこちなくなり、やがて「もう辞めるしかない」という結論に至ってしまう。
でも、立ち止まってください。
子どもがいるからという理由だけで、会社が簡単にクビにできるわけではありません。追い詰められる前に、まず相談してください。
退職は、最後の手段です。
■ 賢く乗り越えるための3つの心得
① 「病児保育」と「ファミリーサポート」を事前に登録しておく いざという時の選択肢を持っておくだけで、気持ちの余裕が変わります。使う・使わないは関係なく、「いざとなれば頼れる場所がある」という安心感が大切です。
② 普段の「信頼の積み立て」を意識する 大事なのは欠勤日数ではなく、勤務中の態度です。 休んだ分を日頃の仕事で返していく姿勢が、職場の理解を育てます。
③ 「子どもへの理解がある職場」を、最初から選ぶ どれだけ自分が頑張っても、職場の環境が合っていなければ消耗するだけです。
協会が紹介するママベストパートナー企業は、シングルマザーが働くうえで直面する現実を、協会があらかじめ企業側に伝えています。あなたが面接で一から説明しなくていい。「子どもが小さいので……」と肩身の狭い思いをしなくていい。最初から理解のある環境で、スタートを切ることができます。
■ 本当に大切な「考え方」
子どもが体調を崩すのは、あなたのせいではありません。
「申し訳ない」という気持ちは大切にしながらも、それに押しつぶされないでほしい。子どもが小さいうちの数年間は、誰にでも訪れる時期です。その時期を、罪悪感で消耗するのではなく、「子どもに理解ある職場を選ぶ」という選択で乗り越えていきましょう。
働き続けることが、あなたと子どもの未来を守ります。環境を変える勇気が、罪悪感から解放される一番の近道です。
シングルマザーが人生を取り戻す場所 | 日本シングルマザー支援協会
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