「働く」を続けることが、自分を守る一番の方法

働いていると、社会性は自然と高まっていきます。 逆に、働いていない期間が長くなると、社会性は少しずつ低くなっていく。
これは能力の話ではなく、「社会と接している時間の長さ」の話です。
■社会性が低くなると、働くこと自体が怖くなる■
人と話すこと、評価されること、新しい環境に飛び込むこと。 働いていれば当たり前のように繰り返している行為が、ブランクが空くと驚くほどハードルの高いものに感じられます。
「面接が怖い」 「履歴書に書くことがない」 「今さら社会に戻れる気がしない」
シングルマザー支援協会には、こうした声がたくさん届きます。 そしてその多くが、能力の問題ではなく、**社会との距離が空いてしまったことによる「怖さ」**なのです。
■結婚・出産があっても、仕事を続けるという選択■
結婚、出産、育児。 人生の大きなイベントがあると、「一度仕事を離れようかな」と考える女性は少なくありません。
もちろん、それも一つの選択です。 ただ、知っておいてほしいのは——
仕事を続けていれば、社会とのつながりは途切れず、社会性は高まり続けるということ。
これは将来の選択肢を広げることに直結します。 何かあったとき、すぐに動ける自分でいられるかどうか。 これは想像以上に、人生の安心感を左右します。
■「家庭を優先したい」と考えるなら、覚悟しておきたい2つのこと■
家庭を優先させたい、という考え方も、もちろん尊重されるべきです。 ただ、その選択をするなら、次のどちらかは必要だと私は思っています。
- パートナーと、何があっても良好な関係を続ける努力をすること
人生は何が起こるかわかりません。 病気、失業、価値観のすれ違い、そして離別。 「家庭に入る」という選択は、パートナーとの関係性に人生を預ける選択でもあります。 だからこそ、関係を育て続ける努力は欠かせません。
- 社会復帰のときの大きなステップに耐えられるマインドを持っておくこと
ブランクからの再就職は、想像以上にエネルギーが必要です。 気持ちのリセット、スキルのアップデート、新しい環境への適応。 そのすべてを乗り越えられる強さを、あらかじめ自分の中に育てておく必要があります。
■そこに自信がないなら、仕事は続けたほうがいい■
正直に言います。
上の2つに自信が持てないのなら、仕事は続けたほうが自分のためになります。
働き続けることは、お金のためだけではありません。 社会との接点を持ち続けること=自分の選択肢を持ち続けること です。
何かあったとき、自分の足で立てる。 誰かに依存しなくても生きていける。 その自信は、働き続けた人にしか得られないものです。
■最後に■
シングルマザーになってから「働き続けてきてよかった」と話す方にたくさん出会ってきました。 同時に、「あのとき辞めなければよかった」と涙する方にも、数えきれないほど出会ってきました。
今、目の前の選択は、未来の自分への贈り物にもなり、重荷にもなります。
働き続けることは、自分を守る、一番確かな方法です。 迷っているなら、続けてほしい。 そう、心から思っています。
日本シングルマザー支援協会では、社会復帰のハードルを支える仕組みとして、MES就職プログラムがあります。
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