女性の社会復帰を考える時、自分を中心に置いた、長期スパンで捉えてみる

もっとシンプルに考えるよう!



■自分を中心に置いた、長期スパンで捉えてみる■
女性が社会復帰を考える時に、「もっとシンプルに考えよう」と思うことがよくあります。
・自分の将来までを見据えた人生設計
・子ども、家庭を一番に見据えた人生設計

自分の将来までを見据えた場合、その中に子どもや家庭は入ってきます。視点としては自分を中心に置いた、長期スパンで捉えてみるかどうかです。子ども、家庭を一番に見据えた場合は、自分という視点はさておき、目の前のことに注力し、短期スパンで捉えることになります。

理想は、自分の将来までを見据えた長期スパンです。何故なら、軸を自分ではない人に置くと、突発的な事態が起きた時に対応が難しくなります。

よくあることが、幼稚園と保育園。別居や離婚が幼稚園入園の直後だったりすると、ほとんどのお母さんが幼稚園を継続させたいと、「変化しない」を選択してしまいます。親心としては理解できるのですが、長期スパンで考えると問題を先送りにしていることとも取れます。もちろん、幼稚園のままでも長期スパンで考えている人もいます。が、多くの場合はそうではなく、生活の安定を先送りしてしまい、早い時期に困窮を感じ始めてから、生活の安定を考え始めます。

これって、別居や離婚とは関係なく、子どもの教育をどうするか?を計画する時から、長期スパンで考えていれば、突発的な事態が起きても対応ができるので、家計の状況、夫婦の関係、自分自身の将来までを見据えて考えておくことをお勧めします。

 


■40代後半から50代女性の後悔の声を重ねて考える■
出産後の社会復帰の方の相談も受け始めていますが、ここでもほとんどの方が退職か時短勤務を希望されています。この状況と40代後半から50代女性の後悔の声を重ねて考えると、「ここが始まりか・・・」と思ってしまいます。

女性の特性として、身の回りの細かいことに気付ける、ということがあります。日常の中ではプラスの特性ですが、将来を見据えるという意味ではマイナスの特性なのかもしれません。

女性はもっと、自分を中心として長期スパンで計画を立てることができるだけで、一生楽しく笑顔で過ごせる人が増えるだろうと、私は思っています。