コロナでいろいろと不安の中、もっとお金を貯めておけば良かった!!と思っている方も多いのでは?

お金を貯めるためにもっとも必要なことは何でしょうか?

健康には「運動と睡眠」、ダイエットには「食事と運動」が必要なように、お金を貯めるための原理原則(あたりまえだけど絶対に外してはダメなもの)は『先取り貯蓄』です。

 

『先取り貯蓄』とは、支出したあとに余ったお金を貯蓄に回すのではなく、給与が入ったら、先に貯蓄分を取り分けてしまうという方法です。

先に将来のための貯蓄を取り分けてしまえば、あとは残ったお金の範囲で生活するだけで貯蓄は確実に積み上がっていきます。

 

『先取り貯蓄』の考え方
〇 給与-先取り貯蓄 = 使うお金
× 給与-使うお金 = 余ったら貯める

 

2つめのポイントは、『生活費用(使う)口座と、貯蓄用(貯める)口座を分ける』ということです。

毎月、生活費用(使う口座)に入金されたお金の一部を貯蓄用(貯める)口座へ移動させましょう。

 

●生活費用(使う)口座
(入金)給与
(出金)家賃、電話、食費、日用品、保険、水道光熱費などの日常生活費、クレジットカードの支払い、子供の学費や習い事など。

 

※生活費用(使う口座)に10万円程の定期預金を設定しておけば、万が一残高不足が生じたときに、自分の定期預金を担保に銀行がクレジットカードの支払いを行ってくれます。

「当座借越」と呼ばれる仕組みで、10万円の定期預金があるとマイナス9万円まで残高付属がカバーされるため、支払い不足が発生してブラックリストに載らないか、という心配をせずにすみます。

 

とはいえ、毎月、給与の支払日にお金を引き出し、別口座に入れて・・・と手作業でお金を移動していたら続けるのが面倒になりますよね。

そこで、利用したいのが自動振替で強制的に貯蓄する方法です。

1度設定してしまえば毎月自動的に貯める口座へ振替してくれるので現金袋を抱えて移動する必要がなくなります。

もし給与の口座を選べるのであれば、「時間外手数料(コンビニのATM手数料)無料」を確実に得られる口座を選択してください。

できれば、他行振込手数料が無料になる特典があると理想的です。

 

貯蓄用(貯める)口座はできる限り手をつけないようにしましょう。

数年以内に使う予定のあるお金は『備える(特別支出)口座』としてもう1つ別に口座を作っておくと貯蓄用(貯める)口座から慌てて取り崩すことがなくなるので安心ですね。

 

貯める口座を作ったら出来るだけ毎月通帳記入してみましょう。

毎月増えていく通帳を眺めているだけでもお金を貯めるモチベーションアップになりますよ。

 

まずは、ご自分が今持っている口座を整理するところから始めましょう。銀行口座を用途別に分けることで、お金の流れが把握でき、お金が減りにくく、増えやすい仕組みをつくることができます。

 

【まとめ】

◆お金を貯める原理原則・・・先取り貯蓄

◆生活費用(使う)口座と貯蓄用(貯める)口座へ分ける
備える(特別支出)口座もあるとなお良い。

(今すぐ行動できること)
今持っている口座をすべて出してみて、用途別に考えてみましょう。

 

 

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