昨日は武蔵野学院大学での講義を、シングルマザーサポート株式会社の社員みんなでしてきました。
「自己理解と他者理解」のワークを120名近くでするので、スタッフで学生のワークをサポートしてきました。

大学で講師をさせてもらっていて、『学ぶ』学生たちを目の当たりにしながらも思うこと。

≪親の質問力が子どもの好奇心を膨らませ、学力を上げていく≫

親は子どもに勉強しろと言いますが、それで子どもの学力が上がるのは、そもそも子ども自身の能力であり、それを更に引き延ばすのは親のコミュニケーション力です。

言葉を掛けながら、どんどん質問していくと、学生たちの好奇心は拡がり、『知りたい』と気持ちが湧いていくのが分かります。それを、親が日々行ったら、子どもの能力は拡がりを見せる一方です。

しかし現実は、親の知識を押し付けられ、それが時代に合わなくてもそれしか知らないまま大人になる人がとても多いなと感じています。これは30代、40代、50代の人と関わっていても感じます。

私たち親自身が学び続け、知識を時代に合わせ、好奇心を持って生きている姿を見せることが必要なんだと。
私は職業柄、どんな親に育てられたかがとても気になるので、聞きます。
そうすると、今の若い子どもたちの課題ができた理由が分かります。
親ってそれだけ子どもに影響を与えているんです。

『勉強しなさい』という前に、私たち母親が『学び続ける姿』を見せることの方が重要かもしれません。
学ぶ(知っていることを増やす)ことが楽しくて仕方ないという姿を、見せることですね。

 

日本シングルマザー支援協会 理事 山木レポート

昨日は、日本シングルマザー支援協会代表がいつも講師をしている武蔵野学院大学での講義に、
シングルマザーサポート株式会社の社員みんなでお手伝いに行ってきました。


120名近くいる学生さんに「自己理解と他者理解」のワークをしてもらうため、全員でサポートです。

「自己理解と他者理解」のワークは、シングルマザーサポートの社員全員が受講したきぎょう塾で学んだこと。
自分と他人の感じ方の違いや、状況による気持ちの変化などを、楽しく体感することができるものです。
このような体感ワークは、振り切って楽しんじゃった方が心に残るものになります。
それを、サポートの社員全員があらゆる方向から関わり、質問を投げかけて、学生さんをその気にさせていきます。
与えられた役になりきって、楽しんでいる学生さん
ちょっと恥ずかしくって、笑ってごまかす学生さん
斜め上から見てるけど、気になって仕方ない学生さん
いろんな子がいて、でもみんな真面目でかわいい!と、おばちゃん先生達は思ったわけです。


ある学生さんが
「こんな少しのことで、関係が崩れるなんてあるんですか?」と不思議そうに聞かれました。
そう、誤解や否定は、とても小さなことから始まっていくんです。
実際のワークの中で体感する気持ちは、現実でもよくある感情なので、不思議な感覚になったようです。
このワークは、きぎょう塾でしか受講できませんが
「自己理解と他者理解」については、ママコミュニケーション講座でもお伝えしています。
周りの人とのコミュニケーションに悩んでいる方には、きっと役立つスキルになると思います。

自分が学生の時に、「自己理解と他者理解」勉強してたら人生違ったかな~
なんて思いながらも、まだまだこれから学び続けよう!
そして、それをシングルマザーに伝えよう!
それがきっと、未来の子供たちにつながっていくはずと、信じることができる時間でした。